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10回に1回成功すればマシ

私はメインの事業の他にも色々な事業・プロジェクトをやっていたりしますが、当たり前ですがそれら全てが上手くいっているわけではありません。

企画倒れになったもの、ずっと保留、停滞中になっているもの、実際に実施したけど想定通り上手くはいかなかったもの、など、もちろんたくさんあります。

感覚値ですが「想定通り上手くいった!」というようなことなんて10回に1回くらいかなと思います。

「期待以上の成果だった!」というようなことなんて、もっと少なくて30回に1回くらいの感覚です。

入念に準備したつもりでも必ずと言っていいほど想定外の問題、トラブルが発生したり、計画通り・想定通りに進むことなんてまずありません。


私は自分で自分自身のことを「才能がある」とか「ビジネスセンスがある」と感じたことは一度もありません。
むしろ真逆で才能もビジネスセンスも全然ないと思っています。

しかし周りを見ていて私よりずっと才能もビジネスセンスもあると感じる方でも、やはり全ての事業・プロジェクトが想定通りに上手くいっているわけではありません。

よっぽど一握りの天才のような人以外は、立ち上げた事業・ビジネスを百発百中で成功させるなんてことはまず無理なんじゃないかと思っています。

人によって「10回に1回成功」なのか「5回に1回成功」なのか「20回に1回成功」なのかという違いはあっても、基本的には1度も失敗せずにいくなんてことはほぼ不可能なんじゃないかと。


ということは何かしら新しく始める時は「失敗することも織り込み済み」で考えておくほうが精神的にも気負いすぎずに良いと考えています。

失敗しても「なぜ失敗したのか?」を素早く分析して軌道修正していけばよいわけですよね。

「これに全てを賭ける!」という背水の陣のような気持ちで一つの事業に取り組むのは決して悪いことではないと思うのですが、入れ込みすぎると失敗した時に落胆も激しくなってしまうリスクもあります。

「10回に1回成功すればマシ」くらいの心持ちでいた方が精神的には良いのかなと。(もちろん1回1回を全力でやらなくても良いということではありません。心持ちの話です。)


どんなビジネスをやるのかにもよりますが、今はほとんど費用をかけずに始められるようなビジネスもたくさんあります。

仮に失敗したとして、そこにかけた労力や時間は取り戻せないかもしれませんが、それで再起不能になってしまうわけではありません。

また何度でも何度でも挑戦すれば良いだけの話です。
宝くじを当たるまで買い続けることが出来るようなもので、やらない理由がありません。

しかも宝くじよりはずっと当たる確率も高いですし、自分が勉強・努力することで当たる確率をどんどん上げていくこともできます。


割とビジネスを始めたばかりの人を見ていると、何か一つのことに取り組んでそれがダメだったというだけで、そのまま心折れてしまうような人が結構います。

期待が大きすぎると、その分期待が外れた時に落胆も大きくなります。

良い意味で期待しすぎずに「失敗して当たり前。そこから軌道修正していけば良い」「1回やってダメでもうまくいくまで何十回でもやれば良い」という気持ちで望むことで、結果的にはより早く成果を上げることができるのかなと考えています。

あとは失敗する前提に立って、1回1回をどれだけ早く回していけるか?というところも大事ですね。

少しでも参考になりましたら幸いです。

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