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3つのずらす

マーケティングにおいて「ずらす」ということを考えると上手くいくことが多々あります。

例えば

■ある業界で上手くいっているやり方を他の業界にずらす

ある業界では常識的に行われていることが、他の業界では全く行われていない、ということはよくあります。

ネットのマーケティングなどは顕著で、例えば僕らのようなネットを使ったビジネスを中心にしている者にとっては、一旦リストを取ってそこにセールスをかけていく、いわゆるDRMは当たり前の考え方です。

しかし業界によってはどこもそんなDRMなんてことはやっていない、そんな言葉すら知らない、というような業界も存在します。
そういった業界でDRMを持ち込んで戦えばあっさりとライバルをだしぬけたりします。

もちろんこれはネットのマーケティングに限りません。

ある業界で上手くいっているやり方を見つけたら「これを他の業界でも応用できないか?」と考えるのは有効です。


■ターゲットをずらす

女性向けで売れている商品を男性に売れないか?
若者に売れている商品を30代向けに売ることはできないか?

など、ターゲットをずらすことで周りと差別化を図れたり、新たな顧客を開拓できたりする可能性があります。


■訴求ポイントをずらす

↑こちらの記事にもあるように、「刻み海苔用のハサミ」を「オフィスでのシュレッダー用ハサミ」として売り出したことでモノは全く同じなのに売上が何倍〜何十倍にも上がった、という事例があります。

訴求ポイントをずらすことで売れなかったものが売れるようになる、もしくは売上がさらに伸びるという可能性があります。


以上は例ですが、今の時代商品やサービスは溢れすぎていて差別化を図るのがどんどん難しくなっています。

差別化を図れなければ行き着く先は泥沼の価格競争です。

そこから脱するためにも常にこの「ずらす」という発想を持っておくと良いですね。

少しでも参考になりましたら幸いです。

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