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男友達と終電まで飲み遊んだ日のこと

私は、今の今まで「男女の友情」というものを信じていなかった。
無論、今まで男友達と呼べるような人はいなかったし、学生当時もクラスメイトの男子と仲はよかったが個別に連絡を取ったり遊んだりするような人はいなかった。

そんな私にここ最近男友達ができて、最高の遊び相手になってくれている話をさせてほしい。

ここで一旦自身の恋愛の話を挟もう。

今まで付き合った人とは、友達の期間があった人がほとんどいなかった。
出会ったときに「あ、この人のことタイプだな。付き合いたいな」と思う。それと同時に、相手方も同じように感じることが多かったらしい。

そのため、少し関わりをもってそのままお付き合いに入ることが多かった。
このこともあって「男女の友情」は無い派だった。

今回できた男友達は、二人いる。
一人は私の一つ年上の地元が近い男の子。ふにゃふにゃしてて、人懐っこい。もう一人は、四つ下の年下の男の子で、ヘタレ感満載でかわいいのに歌がうまい。

この二人は共通の趣味で出会い、ひょんなことから全員が同じタイミングで失恋したことを知り、実際に会うことになった。

最初は初めて会う人と仲良くできるか、そもそも男の子を仲良くできるのか不安しかなかった。

集合は15時。なんでこんな早い時間に設定したかというと、先輩におすすめされた飲み屋が結構混み合うとのことで早い時間からの集合にした。

よく通話はしていたので、会って最初は「おお~確かに喋り始めると○○だ…。」と感動していた。

もうそこからは、お酒が入って3人共べろべろになりながらも終電まで終始楽しかった。
飲んで食べてカラオケして飲んでダーツをして、15時から日付が変わるまで遊んだ。

同じ性別の女の子同士でも、こんなに長時間同じテンションで遊んだことはない。

この2人と遊んで完全に「男女の友情」がアリ派になったわけでないけれど、少しくらい例外があってもいいのかなと思えるくらいには考えが柔軟に変化した。

この関係性がずっとずっと続きますように。

そう思いながら「来月も飲まない?」と3人のグループに連絡を入れる。
神様、私に男女の友情を信じさせてください。

iro






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