見出し画像

企画のワーク:「こだわりの野菜店オープン紹介記事」企画例

前回の記事の続きです。

こだわりのお店オープン紹介記事という「しょっちゅうあるある案件」をやってみようというこのワーク。


私もイチから考えました。


普通に仕事してる感覚でしたよ・・・
なんだよ「こだわり無農薬野菜販売店」って!(虚しいツッコミ)


企画例 byいろは『今日も食卓に旬をそえて』


コンセプト:
有機野菜で、豊かさとていねいな暮らしを。

ターゲット:
主に女性、食に気を遣っている。たまの贅沢よりも、生活を上質にすることに価値を感じる。

背景:配布エリアでは、食材の買い物はスーパーでされることが多い。昔ながらの魚屋や豆腐屋はあるものの、有機野菜の専門店はエリア初。地域とのつながりが浅いぶん、一見客や若い世代にもアピールを。

ねらい:「ていねいな暮らし」に価値を感じる顧客を掴む。値段ではなく価値、ライフモデルを伝えていく。

イメージ原稿内容:
デザイン:シンプル/洗練された/上質(要余白)
ブランディングに合わせたキャッチコピー、お店のイメージ画像(1~2点)、オーナーのポリシーが伝わる記事、卸先の地元レストランのコメント(有機野菜をなぜ選ぶのか)

企画解説ポイント①エリア密着を活かしたアピール展開

地域の専門店は、たいていが地元の飲食店に卸販売をしています。

こだわりを持った専門店であれば、それを仕入れるお店もまた「こだわり」があるわけで。これをコメントとして拾うことで相互に「こだわりのある店」としての発信になり、win-winとなります。
だから他のお店にも協力をしてもらいやすい。

また、エリア密着メディアであればなおさらこのコメントはアピール力が高いです。「あのお店が選んでいる」ということで期待と信頼を高めることができます。


企画解説ポイント②広告感を抑えて上質感を出す


さらにこのページでは「上質」が大きなポイント。

お店の紹介として記事をつくる際、入れようと考える内容は大きくふたつ。

「お店の紹介情報」「お店が持っている知識」です。
上質さを売りにするのであれば、誌面から広告臭がしないようにしたいところ。なので内容にはお店そのもののプロフィールは抑え気味、中心を「有機野菜のある生活(旬を感じる豊かさ、自然、スーパーの野菜にはない感動など)」にフォーカスしていきます。これだけで「こだわりは~」と語らなくても十分に伝わります。

ただ、文章量には注意。
文章量が多すぎるとこだわりが強すぎる印象になり、来店の敷居が上がってしまいます。
「ちょっと良質な感じ」くらいの印象になるように、デザインと合わせて調整していきます。


こんな感じでつくってます

架空の案件なのに、ガチめな企画になりましたね・・・。

こんなこと考えながら企画立ててます。
「へ~」となんらかの参考になればいいなと思います。

「こんなん考えたよ~」を教えていただける方はコメントにいただけるとうれしいです。(私もほかの人の企画読みたい!)


noteではいろいろすっ飛ばしてますが、電子書籍のほうでは媒体の特徴等も説明しています。
興味ある方はこちらからどうぞ。unlimitedで読み放題です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?