【高校生向け】やまくんコラム Vol,1:催眠術さえ

一年生の時に受けた心理の授業で、催眠術を扱った回があった。

催眠術なんて眉唾物だと思ってたが、大学にも大真面目に催眠を研究している人がいて驚いた。そしてもっと驚いたのが、その催眠術に周りの学生がかかっていたことだった。

催眠術の授業はこうだった。
まずは、目を瞑り、トランス状態に導入される。そして、片腕が重くなるや、握った手が開けなくなるなどの催眠をかけられる。もちろんかからない人もいて、自分もその1人だった。少し残念。

その後催眠へのかかりやすい人が「選ばれし」人として講義室の前に呼ばれ、みんなの前で催眠にかけられる。彼らにかけられたのは、水がジュースに感じられたり、数字の7を忘れたりなどがあり、たくさん勉強してきたであろう大学生が3+4を答えられないというシーンが印象的だった。

本当にかかっていたのかは分からないが、催眠は脳性麻痺の治療に使われた歴史もある。

これも学問なのかと思える場所が大学なのだ。