【高校生向け】きっさコラム Vol,1:タテカンは文化の香りするねんで

「タテカン」というものをご存知でしょうか。
正式名称を「立て看板」という屋外に設置する大型広告のひとつで、分かりやすいものでいうと、道路脇にあるお店の案内がそれに当たります。

そんなタテカン、実は古くから日本の大学にも存在しているんです。

もっとも有名なものは京都大学吉田キャンパスのものでしょうか。
僕が2018年の春に訪れたときにも、様々なサークルの紹介や政治的主張など、工夫を凝らしたタテカンが構内の石垣に立てかけられていました。
実はその直後から京都大学看板規程が施行されたことによって、設置できるのは公認サークルのみとなったのですが、今もタテカン文化が残っている数少ない大学です。

実は、県内にある福岡教育大学も、新歓時期には構内の坂道にタテカンが並べられる数少ない大学のひとつです。

みなさんが直接タテカンを見る機会は少ないかもしれませんが、大学選びのときに「文化」というものを頭の片隅に置いておくのも楽しそうですね。