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『感情』を扱うってどういうこと?

長い間ずっと、自分は感情的な人間だと思ってきた。

子供の頃に着物をねだって泣きわめいてた、と聞いていたし、
会社で深夜に感情的に先輩とぶつかったこともある。
リーダーシップトレーニングに参加していた頃、
よく泣いて『簡単に泣くな!』と仲間に言われたこともある。

話したいことを整理してからもう一度来なさい、とか
気持ちはわかるんだけど、何がしたいのかわからない、、とかも
よく言われてたっけw

それらの経験から、自分は感情タイプなのだわ、と
ざっくりと(雑に)カテゴリーしていたのだった。
(雑なカテゴライズはとても危険w)

その後、コーチングを通じて様々学ぶようになって

周囲からことごとく、思考(マインド)が強いとか左脳タイプとか、
言われるようになった。

そこまで言われるならそうかもしれない、
と自分への思い込みを改め直したのが数年前。

そう捉え直してみると、
家族以外の誰かとは喧嘩をしたことがほとんどない。
喧嘩が起きたら、すぐに仲裁に入ったりした。
誰かが感情的になると、自分の方はスーッと冷める。

感情に任せて暴力的なコミュニケーションを
することが嫌だし、して欲しくないし、見たくないのだ。

だから、自分の内側にユラリと立ちのぼる感情を掴んだら
その正体を徹底的に観察して分析してきた。

観察してみると、それはグラデーションのように色が変わる
ガラスの球体のようで、怒り、嘆き、悔しさ、哀しみ、愛しさ、憎しみ、憤りと
刻一刻と変化するとても複雑なものだった。

私は感情の扱いができるようになったのだ、と思った。

『感情がよくわからない』

コーチングを受けたり、提供するようになって
感情をケアすることが、自己変容に対して
どれほどの爆発力を持っているかを目の当たりにしてきた。

だから感情解放は当然必要なのだと思って
この数年は特に大切にしてきたつもりだった。

ところが、、、

私自身は、まだまだ感情を味わっていないんじゃないか。
その疑惑を突きつけられることが何度か重なった。

思わず『感情に気づくのがすごく難しい』
そんなことを自分が口にしていたのだった。

見ようとして、直前で目を逸らしていたのかもしれない。
観察して分析してわかった気になっていたのかもしれない。

まずはこの視点を受け止めるのに
精一杯。。ふーーー。

どうしたらいいかわからないのだけど
とりあえずは、そうかもしれない、、と
優しく受け止めてみよう。

(もしかしたら続く。。)

読んでくださってありがとうございます。 みなさんのお役に立てる記事を心がけていきたいと思います。