言い続けること、その先にあるもの
カフェをやりたいと言い続けて約10年。
言ってるだけでは無駄だろうと自分なりに店も回ったし自分で珈琲やエスプレッソを淹れたり、サイドメニューになりうる料理やドリンクも作ったりしてきた。
「夢は何?」と問われればいつも「カフェ経営」と言ってきた。
ただ社会人になってからの仕事はとてもやりがいがあるし、力尽きるまでは仕事も辞めたくなかったから何か進展があったかというとずっと何もなかったと言って良い。
何かアイディアが浮かんだ時に書き溜めているカフェ経営ノートもいつ世に出るのか分からないビジネスモデルやサービスを残して部屋に置いてある。
それでも「カフェがやりたい」と言い続けてきたし、「自分で空間作りがしたい」という想いは事ある毎に出会った人たちに伝えてきた。
自分は「言魂」という言葉を信じている。良い事も悪い事も、言葉に出して発するとそれが現実世界に訪れる。
だからポジティブな発言をするように心がけてきたし、これからもその意志は変わらない。見てくれだけがカフェオーナーっぽい雰囲気を醸し出すようになってきて、
自分から言わずとも「カフェ経営とかやってそう」って言われるようにもなってきた。それもきっと「言魂」の力なんだと思う。
2015年、その言い続けてきた魂が、ガタッと動き出す。
「こんなチャンスは二度とない」そう思える環境が目の前で手を差し伸べている。尊敬する先輩からも「それを掴まないやつはバカだ」と言われた。
リスクは正直何もない、やるかやらないだけ。慣れ親しんだ今の住まいも出ることになるだろう。
ただその先に広がっている未来は極めて明るい。
言い続けること、STAY GOLD。
30歳最後のプレゼントは自分にとって必ず振り返るべきものになる。
10年先、20年先、未来の住民のために木を植えます。