O/CRE. No.001の作り方
C97で頒布させていただいた、O/CRE. No.001 Dojin & Website design。
twitterでツイートした同人誌の組み立てフローが、多くの人に興味をもっていただけたので、少し説明を加えてまとめなおしました。
O/CRE.とは何かについてはこちらの記事で説明しています。
【材料】
■■■■■表紙■■■■■
・チップボール17号
・円形ステッカー
・イラストステッカー
・50mm幅テープ
・スタンプ
・スクリューポンチ+替刃3mm
・カッティングマット
■■■■■本文■■■■■
・中綴じ製本(32ページ/穴あけ加工済)
・中綴じ製本(24ページ/穴あけ加工済)
■■■■■組み立て■■■■■
・電気ハトメ3×6
・ハトメ3mm手打ち工具
・鉄板
・木槌
【表紙】
①チップボールにスクリューポンチを使って穴をあけます
穴あけ箇所は、デザインを等倍でプリントアウトして重ねて作業。
多少のズレが発生するため、改善の余地あり。
※家で作業するため、大きな音のでないスクリューポンチを使用したのですが、チップボールの厚さが1.25mmあるので、複数枚一度に穴をあけられないため効率化したい。または穴あけと裁断してくれる販売店がほしい。
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②テープを貼ります
ズレても問題ないようなデザインにすることで、貼る際の手間を軽減。
グラフィックのテープ印刷
50㎜幅、テープの色:透明、インクの色:黒
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③円形ステッカーを貼ります
グラフィックのシール印刷
ミラーコート紙、グロスPP貼、特色(DIC再現対応:DIC130)+黒
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④イラストステッカーを貼ります
テキスト部分とイラストのアクセサリーと目が光るようにホワイト処理しています。
DIGITAのシール印刷
ホイル銀ツヤ、ホワイトあり、光沢PPラミネート
*実は、銀ハトメの方はステッカー印刷の銀ツヤにしたのですが、想定より際立った違いがでなかったです。
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⑤スタンプを押します
OSMOという、カートリッジを買って自分で作成できるものを使用。
今回OSMOは一度使ってみたかったので選択しましたが、近くに取り扱い店さえあればすぐに作れていいのですが、インクは固定になってしまうので、オリジナルのゴム印作成サービスでもよかったかもとは思いました。
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【本文】
①デザインして入稿したものを用意するだけ
反省点としては、途中で使用変更したためノドの空きが狭くなってしまったこと、銀インクが思った以上に色落ちするため裏表紙に広範囲のベタ面を使用したデザインにしてしまったことです。
また、孔開けは依頼してもわりとズレが生じる印象でした。
グラフィックの中綴じ製本
オフセット中綴じ、A5ヨコ、右綴じ、32ページ
上質紙90kg、孔開け3mm、特色(DIC253s、CF-11049)
オフセット中綴じ、A5ヨコ、右綴じ、24ページ
b7トラネクスト86kg、孔開け3mm、CMYK+特色(CF-11043)
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【組み立て】
①表紙、本文を重ねてハトメを通します
背幅計算して、最適なハトメを用意します。(厚みより1~2mm長いものを用意するといいらしいです)
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②鉄板の上に置き、ハトメ打ちをセットする
まっすぐ力が加わるよう、垂直にセットすると綺麗に仕上がります。
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③木槌で打ち、きちんと留まっているかを確認する
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ざっとですが、このような手順で組み立てています。
材料のところにリンクや、細かい印刷の仕様、反省点なども記載したので、なんらかの参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございます。サポートは同人誌の制作等に利用させていただき、還元できればと思っております。