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「頭がよくなる」方法

こんにちは、入江シンゴです。

今日は「賢さをつくる」という本をご紹介。

もちろん「賢くなりたい」のでこの本を買ったんですが、そもそも頭の良さは生まれつきなんじゃないの?って思いませんか。僕はそう思ってました。

でもトレーニングで鍛えることができる、というのがこの本に書かれてることです。それもシンプルな方法で。

そもそも、頭の良さとはなにか

成績がいい人がやっていること。
それは暗記ではありません。

暗記...ではなく「抽象化」をしています。

普通は、学校の勉強でも、なくようぐいす平安京とか、いいくにつくろう鎌倉幕府と言ったように知識を丸暗記するようなやり方をします。

でも頭がいい人たちは丸暗記をしません。その代わりに情報を整理してより抽象度の高い概念にまとめているのです。

たとえば、「平安時代」といえば「平安京遷都」も「藤原道長」も流れの中でてくる。それは平安時代という言葉が「抽象度」が高いからです。

具体的に「藤原道長」だけを覚えるんじゃなく、平安時代として一連の流れを理解すればスーッとはいってくるというわけです。

つまり、グルーピングすることで、新しいキーワードがでても配置していく感覚で捉えられるので忘れない、という構造です。

なるほど。ですよね。イギリス、アメリカ、ドイツ、オーストラリアみたいな国を全部覚えようとするんじゃなく、ヨーロッパとかアジアとかでくくる。

賢い人がやっていること

頭がいいとされる人は「具体」と「抽象」の往復運動をしています。さきほどのケースも抽象度を高めてました。

ほかにも、たとえばいま、タピオカミルクティーが流行ってます。その前はスタバで抹茶クリームフラペチーノが流行ってました。

これは具体的な事実です。そこで今度は、タピオカミルクティーと抹茶クリームフラペチーノの共通点を探ります。ちなみにタピオカミルクティーの味は黒糖とお茶。

ここからいえる共通点は、「実は日本の若い女性は和菓子が好き」という本質。そこから、ほかに目新しい和菓子は作れないだろうか、と考える。これが、頭がいい人がやっていることです。

これが正解かどうかはおいておいて、自分の頭で抽象化して考えるというプロセスがあるから、次に流行りそうなアイデアが生まれています。これができないと、同じようにタピオカやろう、目線が低くなってしまいますよね。

具体的にすると理解しやすい

抽象度が高いことは本質的です。が、説明には向いてません。

たとえば、「クライアントといい関係をきづくことが大事です」というのは本質だけど、わからない人にはピンときません。

そこで今度は逆に具体化します。いい関係をきづくために、初対面のクライアントに何を話すか、断られた時に何をはなすかというような具体的なテクニックの方がわかりやすく行動に移しやすくなります

とはいえ、なぜそれをやるのか、本質を知って行動に落とし込んだほうが理解して動くことができます。そして本質を知っていれば応用がききます。だから抽象と具体を織り混ぜて説明するとわかりやすくなるというわけです。

頭をよくする方法

頭のよさは抽象と具体の往復運動だといいました。つまり、この行き来ができるやり方を知れば頭がよくなるということ。

この往復運動をするのに5W1Hが役立ちます。

When いつ
Where どこで
Who だれが
What なにを
Why なぜ
How どのように

このうちWhyだけが抽象に向かう質問です。抽象化したければ、Whyを。具体的にしたい場合はそれ以外の質問を使います。

たとえば「クライアントにダイレクトメールを送るから印刷業者から見積もりをとって!」という指示が上司からきたら

具体的にするには
when 発送はいつ?納期はいつ?
where どの地域に発送する?
who 発送先のクライアントは誰?
what どんな封筒でどんな紙を使う?
how 何部印刷するのか?

抽象的にするには
why なんでダイレクトメールを送るのか?ほかに方法はないか?送る目的は何か?

ふだん自分の考え方が具体よりなのか抽象よりなのか、いつもと逆を考えると訓練になります。

ぼくは抽象よりなので「なんで?」「そもそも」と考えるタイプ。なのでwhyじゃない質問で具体的にするようにすれば、いつもより考えの幅が広がるというわけです。

早速ぼくもこの往復運動をありとあらゆる場面で使って頭を良くしたいと思います 笑

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