MENTAをなぜ僕がつくるのか
6/4に個人が月額でメンターになったり、メンターをみつけられるMENTAをオープンしました。個人が得意なことをマネタイズできるサービスです。
家入さんがインタビュー等で、「なぜあなたが、そのサービスをつくるのか」を掘り下げて聞く。原体験を探る。ということをおっしゃっています。その理由がハッキリしているほど、最後にふんばりがきく、と。
そこで今回はなぜ、このサービスを僕がつくるのか。書いていこうと思います。
原体験はプログラミングのメンター
プログラミングに限らず、独学で勉強している人は多い。その時にググっても解決できず、数日壁にぶつかることもある。僕自身、新しくアプリ開発を勉強しはじめたときはそうだった。
開発ができるようになってからは、実際にアプリ開発サポートとして、メンターみたいなこともやった。茅ヶ崎で講師もした。そういうメンターがいると、挫折しにくいし、ショートカットできる。教える方も学びが多い。
ほかのスキルシェアとの違いは?
すでにタイムチケットやココナラのようなスキルシェアサービスはあるが、それらは30分や1時間など時間を売るもの。MENTAはそことは違っていて、あまり競合のようには感じていない。
MENTAは時間を売るのではなく、師弟関係を作る場所にしたい。メンターは講師として1から100まで教えるというより、導いていく、必要な時に相談にのる、教えてあげられる存在。そういう人がいれば心強い。
みんなにメリットがある仕組み
教えるメンターにもメリットは大きい。まず単発ではなく月額制で長く関わる物なので副業として固定収入が入る。
加えて、教えることで自分の頭の中も整理されて学びが大きいこともある。自分の弟子とまでいうと上からな気がするけど、そこにいい師弟関係がうまれると精神的にも充実感がある。
そしてそれを運営する僕自身も、サブスクリプションモデルによる手数料は売上が安定する。基本的には毎月積み上がっていくものなので。
サブスクリプションは僕の経験から
サブスクリプションをここに組み込んだのには、僕の受託開発経験が大きい。最初は受託開発は数百万の案件を受けて納品するスタイルだった。
しかしそれでは波が大きい。とれる月ととれない月があるし、予測が立てづらく、開発が入っているときは新規案件を入れられない。
そこで途中から顧問スタイルに変えた。例えば毎月20万、30万など固定契約して開発していくというもの。100万規模の案件なら、5ヶ月かかるイメージ。
仕様が決まってなくても、決めるところから一緒にスタートできるし、変更にも強い。依頼する方も小さく作りながら、ピボットしていけるのでリスクが抑えられる。
依頼先の社員になったつもりで、自分ごととしてつくっていく。契約がきれないように、改善・アイデアをどんどん提案するもっと詳しい内容は下記で。
こういう月額固定な受け方を長年やってきた。MENTAはそのサイズを小さくしているが、やり方がとても似ている。
今後どうしていきたいか
もっと盛り上げていくためのアイデアはたくさん考えています。
僕の強みはデザインから開発まで一通り1人でできること。開発歴はもう15年。そしてさらにリモートで信頼のできるエンジニアさんに2人手伝ってもらっています。2年はこのチーム。かなり成熟しています。
まだオープンから1ヶ月もたってないですが、売上がのびてきたら、リモートでエンジニアさんに手伝ってもらって加速したい。
最近、同じく個人開発をしているTAKUYAさんに会ってきました。「個人開発界の狩野派」とまで書いてくださっていて、とてもうれしい。励みになりました。
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