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生まれてきた目的~「ロイヤルオーダー」

転生サイクルにおける、「生まれてきた目的」「今生における人生の目的」についてお話をします。

これは、ハイヤーセルフの次元で「地球に転生する魂たちの教育と支援」をしている、私の最高次の神性から降ろされた情報です。

人は生まれてくる際に、自分の存在の一番高次の部分、自身の最高次の神性から、「生きる目的」を授かって地上に生まれてきます。私はそれを「ロイヤルオーダー」と呼んでいます。人によっては「魂の使命」だとか、「魂の青写真」などと呼ばれているものです。


地上に生まれる目的の設定

地上に生れてきた目的がどのように設定されるのか、というお話をします。
ロイヤルオーダーは、地上に生まれる前、転生の直前に定められます。
「ロイヤルオーダー」は、自身の最高次の神性から出された「オーダー」を、地上に転生する下次元の私が承諾する事で成立します。

人は誰でも「生きる目的」を持っています。
その目的を設定する際には、今後どのようになりたいかという願望がもちろん一番優先されるのですが、それだけではなく、これまでの転生で魂に蓄積された経験にも左右されます。前世までの経験をもとに、
・この次にどんな経験をすれば自分の魂をより良く成長させられるか(どんな叡智を魂に積み重ねられるか)
・どんな経験をすれば自分の魂の霊性を向上し霊格を引き上げられるか
・自分の魂がその経験をする事で周囲の人々の幸福にも貢献できるか

それらをバランスよく考慮して、最高次のハイヤーセルフがオーダーの内容を設定します。
ハイヤーセルフが、これまでの魂の経験を踏まえたうえで、次にどのような経験を積むか、を判断して、地上の私にそれを託します。
地上に転生する下次元の私は、最高次のハイヤーセルフからのオーダーを受け入れ、ハイヤーセルフの「願い」を地上で達成すると宣誓をして、地上の転生へと旅立ちます。
自分の存在の中にある最高次の神性(自分自身の神の次元)から地上の私に下された「天命」、それがロイヤルオーダーです。

自己存在の一番高い次元である「自己の神性」で立てられた「誓い」である「ロイヤルオーダー」は、どんな契約よりも強い効力を持ち、どの次元で立てられた誓いや契約よりも最優先されます。

元々この世界には「低い次元より高い次元の契約が優先される」という法則があります。 だから存在の最高次で設定されるロイヤルオーダー(人生の目的)が人生に一番影響を与えます。

ここで「ロイヤルオーダー」として設定される「人生の目的」「生まれてきた目的」は、魂本来がもつ性質によって発される「魂が存在する目的」や「魂が持つ性質」とは違うものです。
例えば、「私の魂が存在する目的」が「教え導く事」や「教師」の性質だったとして、その内容は魂が存続する限り、永遠に変わりません。それはよほどの長期間転生をし続け、魂に経験を蓄積していかない限り、変更が効かない、変質しない内容です。
それに対して、「ロイヤルオーダー」は「今生限りの目的」です。今生達成したい目標や願いがロイヤルオーダーとして設定されます。

つまり先ほどの例でいうと、
「教え導く事」を魂の性質や魂の存在理由として持っている私が、
今生では「幸せになって光を広げる(それがゆくゆくは誰かの模範となり全体の為になる)」事を人生の目的(ロイヤルオーダー)として地上に転生する。

と考えて頂くと、解りやすいかと思います。


地上に生まれる目的の内容

最高次のハイヤーセルフは、自身の魂や周囲の人々と世界全体に不利益に働くオーダーは発しません。

たとえば、誰かに酷い目に遭わされたから、相手を自分がされたのと同じ目に遭わせる為に転生をするだとか、独りよがりの私利私欲にまみれた内容をオーダーする事はありません。
誰かに復讐するという内容は、巡り巡って自分の魂に一番不利益に働きますので、ハイヤーセルフが復讐を人生の目的(ロイヤルオーダー)に設定する事はありません。地上で復讐に囚われているとしたら、エゴか闇の影響です。

「世界を良くする」などという壮大過ぎる内容もロイヤルオーダーではありません。

人生の目的であるロイヤルオーダーは、最も個人的でシンプルなものです。
でも、小さな個人的な希望が全体の為になるのです。
ですからロイヤルオーダーは、
「世界全体に最も有益に働く、最も個人的でささやかな願い」
でなければなりません。

ロイヤルオーダーとして設定される内容は、仰々しいものではありません。

ロイヤルオーダーの内容の中には、「私がどうしたいか」という主旨の願いがあるだけです。「他人と一緒に何かをしたい」「他人をどうにかしてやりたい」「この世界を変えたい」などの、自分の存在以外のものを動かす内容は一切含まれません。

しかし、この内容が「地上の私」が地上で生きていくための根本的なエネルギー源になります。

例えば、前世までに特殊な経験をし続けて魂に負債を抱え込んだ場合は、「私が普通の人になる事」をロイヤルオーダーとして設定する事で、私の魂の負債も返済する事が出来、私と因縁のある魂も解放され、世界全体の平和に貢献する事ができます。
過去生で不利益な契約を背負ったまま、今後も不利益な転生しか出来ないように魂が縛られてしまった場合は、「私個人の負のカルマを終わらせる事」をロイヤルオーダーに設定する事で、私個人の魂も救われ、世界全体の利益にも繋がります。
一番わかりやすい例えで言うと、「私が幸福になる事」をロイヤルオーダーする事で、世界中のみんなも幸せになり、世界が平和になります。


地上で設定できない理由

このように書くと、「じゃあ地上で今最善のロイヤルオーダーを設定したい!」と思うかもしれません。まるでアファメーションをするかのように。
ですが、「私にとっての最善」は「私の最高次のハイヤーセルフ(最高次の神性)」が一番よく理解しています。少なくとも、地上に居る私の判断に頼るよりは、私自身の「最高次の神性」に判断を任せた方が安全で、絶対に間違えるはずがないのです。
ですから、地上からアファメーションや魔術の契約をするようにロイヤルオーダーを設定したり、変更する事は出来ません。

そもそもロイヤルオーダーは、顕在意識のエゴを叶えるものではありません。
ハイヤーセルフのオーダー(生まれてきた目的)と地上で自分が最もやりたい事が合致しない場合は、ハイヤーセルフとの連携が切れて「正しいコントロールを失っている」と考えていいです。
自分の生きる目的が分からない、どうやっても人生上手くいかない、自分はこれで正しいはずなのにどうして転落していくのか、と感じる時はまずハイヤーセルフと繋がって、「自分だけの正しい人生の目的(ロイヤルオーダー)」を正しく理解し受容する必要があります。

その為にも、低い次元でのエゴを全て取り払わなければいけません。エゴがハイヤーセルフとの連携を断ってしまいますから、ハイヤーセルフと繋がらない人は、まずエゴと欲望の排除、既成概念の撤廃から始めなければなりません。その上で、最高次から降りてくる「直観」を大切にしてください。

設定してきた寿命よりも早く「生まれてきた目的」を達成した場合、その時点でのこれまでの経験を踏まえて、再び最高次のハイヤーセルフが考慮し、「ロイヤルオーダー」が再設定されます。
この時に、地上の私が高次のハイヤーセルフに対して再び宣誓をして「ロイヤルオーダー」に対する誓いを成立させます。
このように書くと、一見、一般的な魔術の契約と同じだと感じるかもしれません。ですが、全く違うものです。
この「地上で再び誓約を立てるロイヤルオーダー」と「一般的な魔術の契約」を混同しないでください。

先程も書いた通り、「低い次元より高い次元の契約が優先される」というのは事実です。ですが、ロイヤルオーダーは個人の存在次元の一番高い所で設定されており、「最高次の自分(自己の神性)」が発起人となって発効する「宣誓契約」です。ですから、このオーダーは地上の顕在意識では変更できません。
通常の魔術のように、「地上の私の意志」で誓いや契約を立てて実行するものではありません。
このロイヤルオーダーは自己の最高次に位置し、「この人生における最優先事項」であるため、それ以下の次元で交わされた契約よりも強い効力を持ち、最高次の意志と共に在る為に、他のどんな契約よりも最優先されて実行されます。
ロイヤルオーダーは、一般的に知られている「魔術の法則」で設定されているものではないという事を覚えておいてください。ロイヤルオーダーは、この地上に生まれる為の法則です。

ロイヤルオーダーは、最高次のハイヤーセルフのたっての「願い」でもあります。ロイヤルオーダーは「最高次の自分(神性)」から発せられた、「地上に生まれた自分」に対する一番の願いです。地上の自分が一生をかけて達成する必要がある目的です。
このような「自己の神性の願い」に対して、地上でむやみやたらに変更したり手を加えよう、という考え自体がエゴだという事を知ってください。


地上に生まれる為の魔法

ハイヤーセルフのオーダーを地上で叶えて達成する事は、今ここに生まれてきた強力な魔法です。

ハイヤーセルフがオーダーした願いを地上で叶える事は、今ここで生きる事をスムーズにします。
その強烈な「願い」が無ければ、そもそも地上に転生する事が出来ません。
今ここに生きている事自体が「魔法」なのです。
いま地上に生まれて生きていること自体が奇跡だということ。
その感謝の念を忘れなければ、人は心身共に健全に生きられます。

「人生が自分の思い通りに生きられないなんて嫌だ」とか、「自分の知らない所で設定された目的で生きるなんて夢がない」などという意見もあるかもしれません。
そもそもどうして「知らない」のでしょうか。高次の自分が設定してきた「果たしたい夢」なのに、知らないのは何故でしょうか。
真面目に自分自身の存在に向き合い、自身のハイヤーセルフと対話をし、自身の最高次の意志と共に生きていれば、ロイヤルオーダーの内容は、地上の私にも自然と判ってくるものです。

今一度ここに明記しておこうと思います。
自己の最高次の神性の意志(ロイヤルオーダー)に従う、という事は、「自分自身の存在の中にある一番神聖な部分を無条件に信頼し、それに従って地上で行動し、生きていく事」です。
地上に物理的に存在する宗教を信じていない人でも、「私の考えが一番だから他の誰にも従わない」と決めている人でも、この「自己の最高次の神性の意志」には絶対的信仰と忠誠を誓わなければなりません。
そうでなければ、地上に近い低い次元の意識が傲慢になり、尊大になり、スピリチュアルエゴに陥るのです。
地上にある物理的な方法を優先して、全部自分の思う通りにやりたい、自分の欲望を満たす為に高次の意志を利用したり変更したい、というのは、潜在無意識がスピリチュアルエゴに陥る最も危険な状態です。

しかし上述したように、ロイヤルオーダーの内容が「世界全体に最も有益に働く、最も個人的でささやかな願い」であり、仰々しい内容ではない事を知っていれば、地上で傲慢にもならず、無意識世界でスピリチュアルエゴに陥る隙を作ることもありません。
地上の私が自分の「人生の目的」を正しく知る事は、潜在無意識をエゴで肥大させないことにも繋がります。


「地上の私」に託された選択

ロイヤルオーダーを達成する為の、具体的な方法は、地上の私に託されています。ロイヤルオーダーを地上で変更したり設定する事は出来ませんが、ロイヤルオーダーを達成する為の具体的な方法に関しては、地上の私が心地よく感じる方法を選択する自由があります。

ですから、地上の私達に出来る事は、最高次の魂の願いであるロイヤルオーダーを地上で達成する為に、地上に近い次元で、具体的に何をするのかをアファメーションしたり、具体的に行動を起こす事です。

ロイヤルオーダーの達成を阻む、悪魔的な契約がある場合、それはロイヤルオーダーが設定されている次元よりずっと低い次元に設定されています。そのような契約やブロックを地上に居る私が取り除く事で、「地上の私」と「最高次の神性」の間の連携が回復され、ロイヤルオーダーの内容を知って達成する為の近道になります。
地上の私達がアストラル次元で行っている「癒し」とは、まさにこの事です。

今ここで地上に生きる全ての皆様が、生まれる前に自ら設定してきた「目的」をそれぞれの最高次の意志と共に生き、それぞれ設定してきた願いを達成され、魂と肉体の幸福と自由を得られます事を、心から願っています。

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