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パリ17区のモダンなガレット屋さんBrutus

わたしが日本に輸入しているHÉROUT(エルー)シードルを飲める店〜パリ編🥂🇫🇷という事でお伝えします。

2019年11月にノルマンディからパリに戻った時に取材に行こうとしていたら、ビジネスパートナーのジャンバティストとシモンが良かったら案内するよと連れて行ってくれました。彼らはHÉROUT(エルー)の次世代継承者として、プロモーションなどを担当するようになった幼馴染4人組のメンバーで、同じく17区にオフィスを構え、好みに合わせたセレクトワインの宅配サービスなどをするOctaveという会社も運営しています。

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さて、17区のバティニョール地区にあるBrutusブリュテュスは、モダンなクレープリー。
昔は田園風景のある村だった閑静な住宅街近くで、エコロジーやサスティナブルなライフスタイルに関心が高い新世代が移り住んできているエリアと言われています。シンプルでセンス良くエッジの効いた個性的なお店も多いのですが、観光客ではなく地元の人の暮らしぶりが感じられる界隈で、パリのBoboボボと言われる人々の生活の場とも言えるようです。

※BOBO:bourgeois bohemian(ブルジョワーズ・ボヘミアン)教養があり自由を愛す、本物志向、創造的なモノを好む人々を指す。

さて、お昼時のBrutusブリュテュスはかなりの賑わい。

お店の看板やメニューにCidrologueシドロログ
Crépophileクレポフィル
と見慣れない言葉が書いてありますが、「シードル専門家」「クレープ愛好家」という意味の造語です。

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名前の通り、産地や造り手の様々なシードルをマニアックに沢山揃えている美味しいクレープのお店です。
店内は満席で賑わっている中、スタッフさん達がとても感じよく、キビキビと働きながらも質問には何でも丁寧に笑顔で答えてくれました。写真はサービス係りのテオ、爽やかな笑顔!

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専門店だけあって豊富なガレットとクレープの種類はもちろん、オリジナルの前菜もとても工夫に満ちヘルシーで、全部のメニューを試してみたくなりました。こちらの写真は前菜で、手前はカリカリに焼いたガレット生地のカナッペ、白身魚のリエットだったかな? メニューにはベジタリアン、ビーガンなどの表記もしてありました。

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私がサーヴしてもらっているのは、HÉROUT(エルー)のmicro-cuvéeミクロキュヴェNo1、カルバドス樽で熟成した少量生産のタイプ。
カルバドス風味と樽の香り、アルコールは少し高め6.5%で、しっかりとコクと深みを味わえるスペシャルなキュヴェです。

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数が少なく現在日本では品切れですが、次回入荷を楽しみにしていて下さいね。

それから、お店のオリジナルガレットのメニューはどれもクリエイティブで、女の子の名前が付けられているのがチャーミングで印象に残りました。

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この日は、前菜とガレットでお腹いっぱいになってしまいデザートの甘いクレープを食べられず残念。

場所は、メトロ2号線のRome駅またはVilliers駅から、99 Rue des dames 。私が行った時にはもうすぐ2号店が出来るという話をしてました。グルメ情報サイトでもかなりの高評価の人気店なので予約した方が確実です。

シードル愛好家なら絶対に外せないお店のご紹介でした。





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