見出し画像

自由こそが「自発性」を育てる

” 自発性 ” とは簡単にいうと
自分から行動する力です。

①何かに興味を持ち「私はこうしたい」というビジョンを思い描く
②その実現方法を自分で計画し、行動していく
③失敗を経験しつつも諦めずいつか実現させる(軌道修正もあり)

この流れを、こなせる力です。

「自発性のある人」というのは前向きでエネルギッシュな人が多いです。

  • 挑戦心がある

  • 楽しみながら行動できる

  • 想像力・独創力を持っている

  • モチベーションが高い

  • 自分軸をしっかり持っている(ブレない)

このような性質を持っているので、自発性のない人からしたら少し羨ましく映るかもしれません。

「周囲の目なんて気にせず自由に生きてみたい」
「なぜ私はこんなにも無気力で行動できない人間なのだろう」

このように感じてしまうこともあるかもしれません。
引け目を感じ、何だか気落ちしてしまったこともあるかもしれません。


ここで多くの人が

  • なぜ自発性のある人と、ない人がいるのか?

  • 人はどのようにして自発性を得てゆくのか?

という疑問が、浮かび上がってくると思います。

今日はここにテーマを絞ってお話していきます。
読みやすく端的にまとめます。

ぜひ最後までどうぞ(^^)





支配的もしくは過干渉タイプの親に育てられた

もう、結論から言うとコレです。
親が子供の行動を支配することで、自発性は育たなくなります。

①支配的な親の場合
子供の知的好奇心や興味を無視し
「これはいけません」「やめなさい」とストップをかけます。

幼い子供というのは「この世界のことを知りたい!」という強い好奇心から様々なイタズラをしますが、それもすぐに阻止するため子供の探索欲求を潰します。

クレヨンを折ってはいけない。
水たまりに入ってはいけない。
お母さんの化粧品に触れてはいけない。

など「迷惑だからやめて」という理由で、子供の知的好奇心を奪います。

子供は知的好奇心が満たされると同じイタズラをしなくなる、つまりそのイタズラを卒業する、ということは数々の研究で証明されています。

知的好奇心が満たされて、満足するのです。
(もちろんあまりにひどいイタズラは止めていいと思います)

しかし支配的な親、というのは子供の「好奇心を持つ→学ぶ」というチャンスを奪うので、自然と自発性も育たなくなります。



②過干渉な親の場合
過干渉タイプの親は子供を「操り人形」にします。
選択肢を制限するため、子供は自由な発想や行動ができなくなります。

子供は自分で障害を乗り越える経験をすることで大きく成長しますが、親が先回りし、その障害を取り払ってしまいます。

親は親切心や愛(勘違いの)だと思い、過保護になりますが、それは子供にとっては有難迷惑なのです。

「困難を自分の力で乗り越えたい」
「自分ひとりで何でもできる大人になりたい」

という欲求を、見事に潰します。

子供は自分の頭で試行錯誤したり挑戦をしなくなり、どんどん自信を失っていきます。

自信を失った子供は「親がいなければ自分は何もできない」という感覚に陥り、いつまでも親を頼るようになります。

将来は、自分では何も決められない、周りの意見に惑わされる。
自分軸のない大人になります。




まとめ

「自発性」は、自分の人生を自分でプラスに持っていく力でもあります。

自発性があると

  • 自分の力でやり抜いた充実感

  • 生きている喜び

  • 悔いのない人生

を実現することも可能でしょう。

ラオウ(北斗の拳)のように
「わが生涯に一片の悔いなし!」と言って最後を迎えられるのって最高ですよね。

ラオウは自発性の塊みたいなものだと思います。
周りにコントロールされることなく、自分軸で強く生きてきたから最後は悔いなく死ねるのです。

(私も自発性に欠けているのでラオウが羨ましく思います)
(すいません北斗の拳、全部は見てないです)


自発性が育たなかった。
その場合は、もうそれを受け入れるしかありません。

大人になってからできることと言えば
自由を得る
自分を信じて行動してみる

このふたつだけでしょう。
自由な空間と時間を作り、やってみたいことに挑戦する。

気質的に難しいと思いますが、周りの意見や評価は無視するように心がけてください。(社会的に許される範囲のことをしましょう)

もしもこれができれば、大人になってからでも自発性を育てられるかもしれません。

今日はそんな感じです(^^)/
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また明日執筆します、ではでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?