健康に自信があった私が子宮筋腫で全摘出手術した話-通院編①-

救急搬送されて3日後、産婦人科へ。
そんなに大きな病気もなく過ごしていた私は、自分が患者として総合病院に通ったこともなく、今までの人生であまりご縁の無かった産婦人科に足を踏み入ました。

デリケートな内容なだけに産婦人科受診は精神的ハードルが高い!

産婦人科は5階でしたが、このフロアは産婦人科しか無いので今度は安心して受付に直行!うん。乗るエレベータさえ間違えなければ大丈夫ね。
初めて受診する事を伝えると、問診票を渡されました。初潮の年齢や、一番最近の生理日など結構細かく記入します。
一番困ったのが受診の経緯でしたが、素直に「熱中症で搬送されたら産婦人科を受診するように勧められたので」と書きました(笑)
記入した問診票を渡し、自分の番号が呼ばれるまで本を読みながら待つこと約1時間。ついに私の順番です。

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先生、メッチャ明るくて優しい!しかもわかりやすく説明してくれる!(歓喜)
最初は女医さんがいいなぁ…なんて思っていましたが、先生とお話しているうちに緊張ゲージが下がり、最初に感じていた産婦人科受診の壁のようなものが崩れました(*≧∀≦*)

大切なのは担当になった先生との相性!
私は
・横柄
・こちらの症状を聞かないし、説明が無い
こんな感じだったら速攻病院を変えるつもりでした。
子宮の病気なんです。エコーだって気分的には抵抗があります。だったら自分が信頼できる先生に出会えるまで探し回る!
と考えていましたが、本当に幸いなことに良い先生が担当になってくださいました!

子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症・チョコレート嚢胞…え?こんなに??

今回の診察は救急搬送時のCTで疑われた子宮筋腫を確認することから始まりました。
エコーで検査したところ(このエコーが精神的にキツイのが正直な感想)、やはり筋腫が確認されました。
現在のところ
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮腺筋症
・チョコレート嚢胞
この4つが私に当てはまるらしく、それぞれの病気の説明をしていただきました。子宮腺筋症なんて知らなかった…。子宮筋腫は3種類あるんだ…。
さらに詳しく検査をするため、後日MRIをすることになりました。

今日の段階で先生からは「今の段階では手術が望ましいけれど、決断はMRIの検査結果を見て一緒に考えましょう」とのお話をしていただき、今日は採血をして終了。
次回のMRI検査日までに熱中症でだるい体を回復することに専念しました。
熱中症も意外と長く引き摺ってしまい、私は食欲不振と倦怠感が1週間ほど続きました。恐ろしいわ…熱中症…。

自分の生理が重いのか?普通なのか?判断できないのが本音。

自分の生理は重いの?普通なの?家族だって経血の量や生理痛も同じような感じだし、友人や会社の同僚と改めて真剣に語り合った事もありません。

他人と自分の生理を比較した事なんて無いから、自分の生理が重いと思ってなかった。これが普通だと思ってた( ̄▽ ̄;)
ところが今回の件をきっかけに自分の症状を周囲の人に話したところ、みんなビックリしておりましたσ(^_^;)
「私も同じ!!」という方や、私よりもさらに重い方もいて、本当に個人差が大きいんだなぁと実感しました。
だからこそ不安を感じたら早めの受診ですよね〜。私も放置していなければ全摘出しないで済んだのかな?なんて思っても今更です。そこは本当に反省しました。

私の症状はこんな感じ
・生理は10日前後続く
・昼でも夜用ナプキン(昼用なんて生理前の予防か生理終了間際しか使いませんでした)
・多い日の夜は夜用ナプキン(40cm以上)か、夜用(36cm)の後ろに昼用ナプキンを追加
・伝いモレは後ろだけじゃない!横もなんだ…(立体ギャザーの壁を越える経血)
・レバーのような血の塊が大量(ナプキンのCMで「すぐに吸収!」なんて言ってるけど吸収しきれない)
・生理痛で吐く
・痛すぎて倒れる(鎮痛剤が効かない)

この症状が無いから安心という訳ではないと思うのですが、私は20代前半までは吐いたり倒れたりすることが多く、大人になるにつれて経血の量が増えている感じでした。年齢を重ねる度に大人になったら吐く→吐き気に変わりました。
ちなみに生理以外の症状で腰痛や頻尿ももあるそうです。
私はまさしく頻尿でした。生理中は特に酷く、トイレに行った10分後にまたトイレ。トイレがトイレを呼ぶ条件反射的な何かが私の中にあるのかと思ってましたが(笑)、筋腫が膀胱を圧迫していたようです。

今回の診察で持っていって良かったもの

初めての受診。私が個人的に持っていって良かったアイテムです。
・おりものシート(パンティライナー)又は昼用ナプキン→エコーの後に血が出たので常備してて良かった…
・暇つぶしの本(病院によってはスマホはご遠慮ください的なパターンもあるので)
・体温調節が楽な服装(夏はエアコンが効いて寒かったり、冬は暑かったり)

次回はMRIとその結果から、私が手術を選び、治療を開始するまでのお話をしたいと思います。

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