#680 誰だって最初はパイオニア
2023年の3月に行われたWBCでは日本チームが通算3回目の優勝を飾り、大谷翔平選手が大会MVPに輝きました。
そこからもうすでに一年半の時が過ぎていると思うと怖いものですが、、、。
そのWBCで注目されたのは、欧州代表として参加したチェコチーム。日本と比較すれば決して恵まれた環境でプレーをできない代表選手達は、普段は他の仕事をして生計を立てていることでも話題になりました。
チェコ代表は、日本と対戦。結果は彼らが負けてしまいましたが、その正々堂々としたプレーに私も感動。
試合後に、チェコ代表選手達は、「こんな大勢の前で野球をやれるなんて初めてのことで、とても嬉しかった」と述べていました。
未だ、野球がポピュラーではない欧州において、マイナースポーツを続けることの過酷さや大変さは、日本に根付いた現代の野球文化ではなかなか想像するのが大変なのかもしれません。
そんな中、
巨人「チェコのジャッジ」育成契約で獲得へ…WBCで佐々木朗希を打った代表外野手、欧州から異例の挑戦
という記事を見つけました。
前回大会に同国選手として活躍した、マレク・フルプが初めて日本プロ野球の門を開けることとなりそうです。
なんと。是非、応援したい。
誰だって最初はパイオニア。
いろんな困難はあるし、うまく行かないかもしれません。しかし、チェコの野球の歴史の1ページを刻むことは間違いない。
あとは、日本及び巨人軍が、異国からの挑戦を支える安心・安全な環境を提供してあげて欲しいと切に願うばかりです。
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