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#663 ChatGPTで「質問力」をあげよう

 最近の私のちょっとした日課は、今さらあまり人には聞きづらいけれど、自分の中で解決した疑問を、ChatGPTに尋ねることです。

 今日は、「湿度」について尋ねてみました。日本は湿度が高い国だというけれど、そもそも湿度とは何なのか。湿度が高いとはどういうことなのか。学生の頃から「理科」に関する様々な学びを無視してきた私にとって、それこそ今更人に聞けない質問の1つ。質問に質問を重ね、約40分で、湿度に関する私の疑問はおおよそ解決することができました。

 技術革新はすごい。教員は要らないとまで思ってしまうほど(実際は絶対に必要ですけど)。

 ファクトチェックを欠いてはいけませんが、それでもChatGPTは、私の素朴な疑問に、適切な情報量で、簡潔に瞬時に答えてくれる。彼の回答に疑問がでたら、また質問。何度聞いても無料であることも助かります。

 しかし、私がChatGPTを使う学びの利点は、上記以外にもあると思っている。

それは、「質問力」が向上するのではないかということ。

 ChatGPTは(無料版は少なくとも)まだまだ発展途上の生成AIです。彼が出す答えは、こちらの質問に応答する形ででてくるので、自分が知りたい情報を聞き出すためには、その情報が答えになるように、適切な問いを考えなくてはならない。

 それは、自分が何をわかっていないのか、何をわかっているのか、今自分がどんな情報が欲しいのかを考える1つのきっかけになるのではないか。

 学びをより効率的に効果的に行うには、自分の現在地を把握し、その現在地をより先に進めるために何が必要なのかを考えることが必要不可欠です。

 今自分が知りたいこと、わからないことを理解し、それを文字化することは、自分の「学びの起点」を再確認することに役立つのではないでしょうか。

 

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