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 先日、98歳の母方の祖母が、福祉施設でショートステイをしている最中に体調を崩しました。

 本人はいたって元気だったようですが、発熱があったのと、血中の酸素濃度が低くなっていて、急遽入院することになり、母親とともに車で病院に向かいました。

 病院で点滴を受け、医療ベッドに横たわり、看護師さんに治療していただいてる姿を見ると、やはり心配になる。

 検査を終え、ドクターの話を聞き、命に別状がないとわかったところで、こちらは一安心。

 祖母のところへいくと

 「私は元気なのに」とちょっと不満気でありながら、どこか不安そうでした。

 手を握ってハグをし

 「大丈夫だよ」

 と言葉をかけると、少し落ちついた様子。

 今日無事に退院しました。

 触れ合うこと

 その価値に私が気づいたのはほんの数年前。

 自分が不安になっている時、怒りを持っている時、大切な人とのふれあいは、心の安定剤として機能してくれます。

 人は本質的に孤独。一人で生まれ、一人この世を去る。

 でもだからこそ、今そこに自分自身が「存在する」という奇跡的な事実を、触れ合うことによって感じることができます。

 自分の大切な人との、様々な意味での、触れ合いを大切にしなければならない。

 そんな週末でした。

 

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