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今私たちは高度情報化社会と資本主義システムの中で暮らしています。

そんな社会の中で

膨大な量の情報を瞬時に処理し、効率よく、それをお金に変える

ことを私たちは常に求められているようのに感じます。

スピードと効率性

は現代社会の1つのテーマと言ってもいいでしょう。

学校とは社会を反映するもの。

今の世の中で役立つ知識・技能を学ぶ空間を担保することは、とても大切です。

しかし、それだけを追いかけてもダメな気もします。

ニュースでは連日ウクライナ危機が報道されています。
その中である印象的な内容のものがあったので紹介します。

ウクライナの男の子がgoogleで質問しました。

どうやって戦争を止めたらいいの?


世界で最も物知りであるGoogle先生は、明確な答えを男の子に提示することはできませんでした。

本当に大切な問いには答えはありません。

それは自ら考えて生み出していくしかないのでしょう。

スピードと効率性を優先しすぎて、地に足をつけて「熟考」する時間が奪われてしまえば、それは本末転倒です。

機械的に処理することよりも

自分の頭を使って考えること 

が最後の最後には一番大事になるでしょう。

ゆっくりと遠回りして

大切な問いに対する答えが生まれるのではないでしょうか。

学校も、そのような空間であって欲しいと思います。


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