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2025年1月号の見どころ(Vol.66, No.1)

あっという間に2025年1月号.会誌の表紙も今月号から新しくなりました.ぜひお手にとって楽しんでくださいね.過去の表紙一覧はこちらからご覧いただくことが可能です.

巻頭コラムはうめ小沢さんの生成AI活用

今月号の巻頭コラム二人組漫画家”うめ”でシナリオ・演出をご担当されている,小沢さんの「漫画制作における生成AI活用の現状~2024」です.編集委員会で「漫画を描くうえでAIをどのように利用されてるかなどをご紹介いただけるとうれしい」 といった声があがり,ご依頼させていただきました.巻頭コラムを読んで,何を生成AIに任せて,何は人間がやるか,そんな使い方を改めて考えてみてはいかがでしょうか.ちなみに編集長である私は,うめさんのnoteX(Twitter)なども楽しませていただきましたよ.

特集「量子が紡ぐ新たな世界」

今月号の特集は「量子が紡ぐ新たな世界」です.特集をご担当くださったのはエディタの袖 美樹子先生をはじめとする,アプリケーション分野のワーキンググループ(AWG)です.量子コンピュータというとまだまだ先の未来と考えていた人もいらっしゃるかもしれません.量子ビットの開発から国産量子コンピュータについて,量子暗号や量子インターネットなど丁寧に広く解説が組まれています.量子コンピュータにはついていけていない!という方も是非読んでみてください.また,2025年5月号(Vol.66, No.5)では量子コンピュータ活用についての特集を予定しています.こちらもお楽しみに!

「情報」はいよいよ共通テストの出題科目に

2025年度(令和7年度)の大学入学共通テストより,いよいよ出題科目に「情報」が加わります.会誌編集委員会でも教育分野のワーキンググループ(EWG)があり,さまざまな視点で記事を編集してくださっています.今月号の「連載:ぺた語義」では、『「情報」でつなぐ・「情報」をつなぐ ~情報入試と高大接続の取り組み~』が,「連載:情報の授業をしよう!」では『ロボットコンテストで「問いを立てる」力を育てるために必要なこと』が掲載されています.「連載:教科「情報」の入学試験問題って?」も必見ですね.

紙面とnoteに分かれてはおりますが,コンテンツは今月号も盛りだくさんな1月号になっております.2024年もあと2週間ですね.よいお年をお迎えください.