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最終話「AO入試を受ける」

突然ですが、私はAO入試で大学に進学しました。


AO入試と聞いて、何を考えるでしょうか?

・もともと才能がある人のための受験法
・勉強ができず諦めた人の受験法
・初めて耳にした言葉

人それぞれ考えることは違うと思います。

私はAO入試を受けるにあたり、
「生まれてから高校生までの自分を評価されに行く」
という思いを抱いていました。

加えて、大学への入学は新たな始まり、分岐点でもあると考えていました。そこでAO入試を人生の一幕における最終としました。

(大袈裟かもしれません…そのくらい本気だったんです…!)

AO入試とは?

総合型選抜(旧AO入試)は「アドミッションズ・オフィス入試」の略であり、学校側が学生に求めている基準にそっているかどうかを基準に合否を決める入試方式のことです。

引用元 https://aoaoi.jp/information/post-2807/

学校により異なりますが、多くの場合でAO入試の受験には以下のような項目が求められます。

・規定に値する高校在籍時の成績
・英検などの資格
・自己推薦書
・小論文
・面接

このようにAO入試では、学業やその他の場面における自身の経験・実績が求められます。
その上で、学生が学校側の求めている基準にそっているかという点も求められることになります。

経験とは、生まれてから高校生までに、自分が意思を持って行ってきたこと、それによって得た思いだと考えていました。

なので、AO入試を受けることは「生まれてから高校生までの自分を評価されに行く」ことだという思いを抱きました。

×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×

私が受験した先では、受験さえすれば誰でも合格できるAO入試は行っていませんでした。

そういった厳しめな合格基準が「生まれてから高校生までの自分を評価されに行く」のにふさわしいと考えました。

さらに私は併願をせず、一校のみを受験する予定でした。我ながらかなりリスキーな状態だったと思います。

ですが、その一校になら大きなかけをしても後悔しないという気持ちがありました。なぜなら、校風、教育理念…全てが自分の思いと一致していたからです。

(今でも良い学校だなと、じわじわ感じます…!)

AO入試のように、これまで経験してきたことを他者によって、真っ正面から評価してもらえる機会は、なかなかないように思います。

本気で行きたい学校だからこそ、本気で対策に取り組むことができました。

学校のパンフレット、推薦している書籍、片っ端から手をつけていたので、学校の博士になれたかもしれません。笑

AO入試という受験方法は私に自信をくれました。
合格という結果に限らず、対策をする過程が新たな経験をもたらしてくれました。

これは、人生の一幕における最終話として完璧な上、人生の新たな一幕は幸先の良いスタートになったと思います。

(受験の話題を耳にすることが増えたので、私の受験体験記を記してみました!)

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