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僕は今年23歳になる。

誕生日まで
あと2ヶ月ほどだ。

この2、3年で成人式を迎え
色々と生活に変化はあったが
自分の中での
一番の変化といえば
食生活だろう。

お酒を飲むようになって
食べる品目も大幅に変わり

21歳を超えたあたりから
全く量を食べられなくなった。

大盛りにしても
すぐに限界が訪れ
喉を通らなくなってしまう。

人生の約4分の1を終えた段階で
食生活のピークを超えたということは
やはり悲しいことなのだろうか。



全然そうでもない



大学入学時、
野菜など非常に好き嫌いの多かった僕は
バイトをはじめ、そこで出てくる賄いや
一人暮らしでの自炊を経た結果
食べれる品目が約3倍になった。



これってこんなに美味しかったのか

とよく感じるようになった。

新しい美味しいを見つける日々は
やっぱり充実していて
好き嫌いが多かったときの後悔など
微塵もなかった。


大学入学時
大阪から京都に移り住み
京都の出汁文化を知った。

京都と大阪でここまで食文化が違うのか

最初は困惑した。

京都の居酒屋や料理屋に入ると
よく

「おばんざい」

という言葉を目にする

あまり馴染みのない言葉だったが
今ではだいたいの意味はわかる。

京都のお出汁文化を
ふんだんに取り入れた
お酒にも白ごはんにもよく合う
おかずのことだと
僕は勝手に解釈しているが
これに「麩」がよく使われる。

僕はこれの存在を昔から知っていた

が昔と比べて今のイメージはだいぶ変わった。

ということで今回は
「麩」
について少し考えてみた。



「麩」

こう書いて「ふ」と読む。

昔からお味噌汁やすき焼きなどに
よく入っているなとは思っていた。

しかし昔は
食感も変だし
味もないし

美味しさは全くわからず
対して活躍もしないくせに
しゃしゃり出てくる
遊び半分で食材をやっている何者か

くらいに思っていた。

その考え方が京都に来て一変した。

色んな食材と相性がよく

一度出汁を吸収すれば
脇役から一気に主役へと踊り出る。

健康にもいい

子供の頃の僕にはこれの美味しさは
理解できなかっただろう。

今ではこの食材を愛してやまない僕だが
一つ納得いかないことがある

「麩」

この漢字だ。

ラスボス感がエグい

これと戦う前は絶対セーブした方がいい。

「ふ」

絶対ひらがなの方がいい

優しく包み込んでくれそうな
何者も傷つけないあのフォルム

もっと丸みを帯びるべきだ。

そこ以外は文句のつけようがない

沢山の量の料理を
食べることができなくなっても
やはりいいことはあるものだ。

こんな食材に出会うことができた。

体がどんどん量より質を
求めてきている証拠だろう。

これからどんどん食べれる種類が
増えてくると思うと楽しみで仕方がない。

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