2010年京大日本史4-2答案例

足利義満の時代は、内政面では、南北朝の合一によって、室町幕府の全国支配が確立した上、京都の施政権・段銭の徴収権の確保、守護の勢力削減、幕府機構の整備などを通じて、幕府は公武をまたぐ政権となった。外交面では明を中心とする国際秩序の中に組み込まれ、日明貿易や日朝貿易が開始された。文化面では公家文化と禅宗の影響を受けた武家文化の融合が進展する一方、猿楽能が大成される中で、狂言などの庶民文化も発展した。
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