2011年京大日本史4-2答案例

江戸時代初期、幕府は大名・朝廷・寺院に対し、武家諸法度・禁中並公家諸法度・寺院法度を発令した。武家諸法度では城の新築・無断修築を禁止し、武芸・政務の精励を求めるなど、大名の遵守すべき規範を定めた。禁中並公家諸法度では摂家主導の朝廷秩序を定めるとともに、学問専念を規定し、紫衣勅許を制限するなど天皇の行動を規制した。寺院法度では宗派ごとに本山・末寺の地位を保障して、本末制度を整備し、仏教界を統制した。
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