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「作文」って嫌いでした? 僕は好きでした。

小学校とか中学校のころ、よく書かされた、作文。読書感想文とか、なんかよくわからないエッセイとか、たまに謎の意思表明文とか。ああ、思い出した、反省文とかもよく書かされましたね。

あれって、好きでした? 苦手という人も多いと思います。あれで国語嫌いになったっていう人もよく聞きます。

でも、僕、好きだったんです。

小さいころから、本ばっかり読んでて、国語の教科書なんて、もらったその日に読み終えて。むさぼるように、いまの子がユーチューブ見るように、バカみたいに本読んでて。そうすると、自然と書きたくなるんでしょうかね。ユーチューバー目指すのと同じなんですかね。

どれぐらい好きだったかっていうと、小学校の夏休み、美術の宿題でポスター描けってのがあって、それがいやだから、代わりに読書感想文を2本出す、これでいいでしょ、と勝手にルールをねじ曲げて、先生と交渉したりしてました(結果、ダメでした。9月になってから、ふてくされてポスター描きました)。

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あと、僕の通ってた中学では、作文コンクールなるものがあって、入選すると小冊子にしてくれるんです。それがうれしくて! ネットもブログもないころなので、自分の書いた文が活字になるのが、うれしいやら誇らしいやら。あの体験がなかったら、物書きになろうと思ってないと思います。

とくに、なんというか、あの、作文用紙に下書きなしで一気書きするのって、今になって思えば、独特のライブ感がありましたよね。大人になって、編集者になって、当然パソコンで書くようになりましたが(逆に、まだスマホで書くのは苦手ですが)、それでもいまだに、たまに、「手書きで作文書きたいなあ」って思うことがあります。ノスタルジーというか、キャッチボールしてぇみたいな感覚です。

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というわけで、作文教室です。このたび、「みんなで作文書こうよ」という勉強会を発足することにしました。題して「おとなの寺子屋〜作文教室〜」

正直、友人からは「作文というと、苦い思い出がよみがえる人が多いのでは?」とアドバイスもされました。が、だからこそ、あえて、作文というノスタルジーに賭けてみた次第です。

おとなになると、自分のために文章を書くことって減りますよね。SNSやってる人ならまだしも、それこそ、仕事で書かされるのは、固い文書だったり、めんどくさいメールだったり。あるいは、お子さんの作文を代わりに書いてあげてる親御さんもいるかもしれません。

だからこそ、いま、自分だけのために、勝手に日本語を連ねて文章を書いてみませんか? 

基本的には、準備とかなしで、その場で「えいや」と一気に書くことにしたいと思ってます。期間をおくと、おとなは準備しちゃうから。凝っちゃうから。人に見せると思いすぎてかっこつけちゃうから。就職活動のときの自己PRみたいに、練り過ぎちゃうから。

手書きにするかどうかは、検討中ですが、ぜひその場で、よーいどんで、こりこりと文章をこしらえる興奮、喜び、ドキドキを、追体験してみてください。集え、在りし日の国語少女・国語少年!

来る12月12日(木)に、体験会を実施します。

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この日は、会の雰囲気を知ってもらうための懇親メインですが、実際に何か、ちょっと書くということもしたいと思っています。テーマは、俳句かな、エッセイかな、あるいは、読書感想文か、いやいや、昔懐かし、自己紹介文とか?と、いろいろ考えてます。

「作文」という言葉に、拒絶反応を感じた人も、いいねえと思った人も、ぜひ遊びにいらしてください。一緒にタイムトリップして、言葉で遊びましょう!

【お試し体験会日時】
11月26日(火)19時00分~(18時30分開場)
挨拶・寺子屋の紹介:19時00分~
自己紹介・簡単なワーク:19時15分〜
飲食・歓談:20時00分
【場所】朝日新聞社メディアラボ渋谷分室
東京都渋谷区神宮前6丁目19−21 BCG 神宮前 PROPERTY 4F
※地下鉄渋谷駅「13番」出口より原宿方面へ徒歩10分
★お申込はPeatixにてお願いします。
★当日は軽食と飲み物をご用意します。どうぞお誘い合わせのうえお越しください!
https://peatix.com/event/1376180/view


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