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感想いろいろ【2017年1月】

「SMOKE」デジタルリマスター版。ポール・オースターの脚本。タランティーノの映画で見るハーヴェイ・カイテルがまだ若くて新鮮&渋くてかっこいい。人間国宝にしたらいいと思った。

「モテる構造: 男と女の社会学」(山田昌弘)。すごい本だった。目ウロコ、口アングリポイントが無数。男とか女とか、愛とか恋とか、社会進出とかセックスレスとか、少子化とか本能とか、そういうのを少しでも語る立場の人は必読(パーティでお目にかかった山田昌弘さんも素敵な方でした)。

「LARME」という雑誌を初めて認識した。

「サブマリン」伊坂幸太郎。とてもいいお話だった。伊坂幸太郎節、こうでないと、という感じ。大阪出張のいい思い出になった。

知人の中藤毅彦さんの写真展。圧倒的に、ダントツで、難しくなく、かっこいいです。29日まで。

「ローグ・ワン」。文句なく楽しい。テンポもいいし、ダースベイダーもかっこ怖い。銃撃戦も、かけひきも、難しくなく楽しい。青い海もきれいで、そうだ、宇宙っぽさが少ないのかもしれない、スターウォーズだけど。

「麻雀放浪記」。モノクロということで食わず嫌いしてたけど、いい映画だった。大竹しのぶも真田広之も加賀まりこもいい。鹿賀丈史がさらにいい。テンポもよく、戦後の焼け跡の描写もうならされる。麻雀したくなる、いい映画。

湯山玲子さん・菊地成孔さんのトークイベント。いつもながら超面白い。今回は香水と音楽。前回は俳優女優と音楽。

「少女は悪魔を待ちわびて」。惹きつけられるストーリー、危ういかわいさの主人公、クリスチャン・ベールのような敵役。とても面白かった。なんといっても、邦題がいい。



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