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近況報告:9月・10月 ~ 大きくて小さい生き物のロマン ~

 いつもご覧いただきありがとうございます。
 先月の近況報告がなかったため、今月分と合同で書かせていただきます。

 羽泉伊織『ヒーローはイエスマン』が集英社文庫より発売中です。
 他人の言うことに逆らえない人々が特別な力に目覚めてちょっとだけ世界を救う、青春SF小説です。
 よろしくお願いいたします。

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 普段描いている漫画の話をします。

 今年の2月から『家にオルカ』という漫画をこちらのnoteで更新しているのですが、この漫画の初期イメージは1年ほど前から既にありました。

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 元々「大きな生き物を飼う」ということに強いロマンというか憧れを持っていて、時折海外のセレブがジャガーなどを侍らせているのをテレビで見る度に「ほえぇ……」と思っていました。

 外出自粛が呼びかけられるようになり家での時間が増えるにつれ、そこはかとない寂しさを覚えるようになった去年。何か動物を飼いたいな……と思う一方で、今までに生き物を飼った経験といえば知り合いから譲り受けたウーパールーパーくらい。家庭用の水槽に入るくらいの大きさの生き物しか知りません。

 水族館でしか見られないような大型の水棲生物も、せめて金魚鉢くらいの大きさだったら飼えるのになあ……。
 特に鯱。あの愛くるしい見た目と荒々しい生態のギャップが最高です。

 小っちゃい鯱がいたらいいのになあ……。

 いいのになあ……。

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 かくして『家にオルカ』が生まれました。
 飼い主のお姉さんや、鯱と一緒に棲みつく猫などのイメージが固まったタイミングで描き始めたのが、2月に投稿した第1話になります。

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 普段は架空の観察日記というコンセプトで描いているのですが、想像なので自由度が高く描いていてとても楽しいです。

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 そんな個人的なロマンの詰まった『家にオルカ』もいつの間にか佳境。お姉さんの家にやってきた小っさい鯱の秘密が明らかになっていきます。

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 もう少し続くかと思いますので、温かい目でお付き合いいただければ幸いです。
 何卒よろしくお願いいたします。

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 漫画更新と並行して、溜まりに溜まった読書記録の整理を始めました。

 今までに読んだ本の中から独断で厳選し、10冊目くらいで一区切りつけようかなと思っておりますので、日々の読書のご参考になれば幸いです。


 季節の変わり目につき体調が不安定になりやすい時期ではありますが、急な暑さ寒さに十分気を付けつつ、皆様どうぞご自愛ください。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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