対局
先日中継された倉敷藤花戦、対長谷川女流二段戦を振り返ってみたいと思います。
初手は人生二局目。直近の中村真女流三段との対局を研究しているとき、過去にそう指されていた将棋があって採用してみました。▲76歩△34歩▲96歩の出だしは何局か指しているので結局は同じになります。
お昼休憩まではまずまず。+400弱。評価値を出すならスペックも表記したいのですがどこを見れば良いのか謎です。
+400といえど実際にその数字にするための手順がわからず苦しい時間でした。対局中は指標が自分の頭なので、実は良くないのでは……ただの一歩損で終わる……と疑心暗鬼でした。良くなりそうと思って本譜を選んだのにやってしまったな!という18分と22分の考慮時間。チェスクロックの持ち時間2時間で40分は使いすぎです。
悪手判定は43手目の▲36歩。
一歩持っておかなければ、と指したのですが、46手目で△38歩と垂らされたら悪いようです。本譜のようになると思っていたのでうっかりしていました。気づいていたら指せないので結果オーライです(ダメです)
以下苦しい時間が続きます。▲55馬と引きつけて難しくなったと思いましたが、互角の範疇といえどまだ後手持ちです。最後まで難しく、勝ちを確信したのは最終手。
50手強1分将棋、そして悪い時間が長かったので次の日は使い物になりませんでした。持ち時間6時間の順位戦を指したらどうなってしまうのだろう。
以上、評価値乱高下の、良くも悪くも将棋指した感があった対局の振り返りでした。倉敷藤花戦は山陽新聞で全局観戦記がついています。詳しくはそちらで。