【発明家 Ricky】十分な検討時間を費やした。今こそ実現の時だ。
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【発明家 Ricky】十分な検討時間を費やした。今こそ実現の時だ。

世界一の発明家(定義:21世紀のダ・ヴィンチ)を目指しております、発明家 Ricky こと滝本力斗と申します!私が世界一の発明家を目指している理由はまた別にお話しできればと思います。今回は現在進行中のプロジェクト、スマートマスク "Circuvisor" についてご紹介させて頂きます!

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1. Circuvisor とは?

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"Circuvisor"(サーキュバイザー)はコミュニケーションを豊かにするスマートマスクになります。

主に2つの機能を有しており、「①口元の投影 ②音響サポート」によりコミュニケーションの拡張を目指しております。

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このマスクの課題感は、COVID-19 におけるマスク着用の課題から生じました。マスクにおけるコミュニケーションの課題についてはアンケート調査でも「感情が伝わりにくい」「声が通らない」ことが指摘されています。またそのような場面が接客業やサービス業において問題視されているのではと考え、介護施設にインタビューしたところそれらの課題がより明確に浮かび上がりました。

そこで私はコミュニケーションを豊かにすることを目標に、「①口元の投影 ②音響サポート」の2つの機能とサービスの組み合わせで様々なコミュニケーションのあり方を提案したいと考えるようになりました。

このマスクは2つの側面でプラットフォームと言うことができます。一つはマスクのためのプラットフォームです。この Circuvisor は既存のマスクに着けて活用することを目的としています。これにより、すでに感染予防率が確認されているマスクをそのまま使用することができます。そして二つ目が機能性におけるプラットフォームです。IoT化により、センシングデータとともにその時に必要な機能を提案してくれる機能を搭載します。これにより、マスクだからこそできるセンシングデータを用いて状況に応じたサービスを音声のみで操作できるようになります。

近年の音声メディアや音声技術の発展は凄まじく、それらサービス・技術を統合する上でも重要な役割を担うことが期待できます。

2. Circuvisor のこれまで

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このマスクのアイディアは2020年の夏に遡ります。

2020年の9月、私の祖父高木正信が亡くなりました。大学受験中から会えておらず、帰省もできないままそのまま自粛期間へ突入。その中で7月にICUに入り、感染予防の観点から面会も叶わず9月に亡くなり、祖父の最後に立ち会うことができませんでした。テクノロジーの発達は凄まじく、宇宙に行くことも叶うようになった現代において、我々は身近な課題でさえ解決ができないことを思い知りました。もしあの時、「環境にとらわれず、対面で会いコミュニケーションが取れていたなら」。そういった思いからマスク開発へ進みました。

上記に動機に関する詳細を記載させて頂きました。

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幸い自分にはこれまでの発明家としての経験と科学をこよなく愛する精神を持ち合わせておりました。私は発明力はソウゾウ力だと捉えており、「想像」と「創造」をいかにして高め組み合わせるかが発明の鍵だと考えておりました。私には大好きな科学からSF的な技術を想像する癖がついており、そのようなSF的な技術を大好きな科学からどう実現させるか創造するようになっておりました。そのような経験と精神を元に、このプロジェクトをスタートすることに至ります。

まずはアイディアとその実装を円滑化するため、WEIN CHALLENGERS PITCH 2020 に参加し自分の実力を試しました。結果は総合順位3位ということで、1位にはなれませんでしたがそのプロセスの中で様々なことを学ぶことができました。(下の画像をタップすると動画に飛ぶことができます)

また審査委員の箕輪厚介さんからも素敵なコメントともに好評を頂くことができました。

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この経験を経て、次はいかにして実現するかが自分の中の論点となりました。自分には開発する上での十分な資金もなく、アイディアがあってもそれを研究するための様々な資材を用意することができませんでした。

その後、いくつかの支援系のコンテストやプログラムを検討しましたが、制約などの観点からなかなか決めることができずにいました。そんな中見つけたのが DMM.make AKIBA になります。

DMM.make AKIBA の魅力はその環境自体に他ならないと思います。Tech スタッフやコミュニティマネージャーなど相談できる人がおり、なおかつハードウェア制作に必要なたくさんの機材が揃えられております。そして秋葉原という場所だからこそ、材料の調達もしやすく研究開発にはもってこいの場所だと考えました。私は今まで個人で研究開発しており、指導教員などもおらず相談相手や研究設備の問題が難点でした。スタートアッププログラムに採択され、そのような問題を解決できたことを嬉しく思います。

そして最後に私の通う慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)においてSFC学会の主催するSFC学術交流大会に出場できる機会を得ることができました。学部生のうちに、このような学会の場に参加できたことがとても嬉しかったです。そしてその発表の中で、多種多様なバックグラウンドを持つ方々からたくさんのコメント頂くことができました。より自分が目指すものの解像度が上がった良い経験となりました。そしてそれだけではなく、この大会においてなんと銀賞を受賞することができました。自分の活動や積極性を評価していただいたことを大変光栄に思えます。

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3. DMM.make AKIBA にて

これらを経て、3月から DMM.make AKIBA において活動することになりました。3月のうちに今後の活動方針を立てるために、コミュニティマネージャーと相談させて頂きました。そこで何度も大事だと感じたのが、資金とプロトタイプでした。プロトタイプができなければ資金を集めることもできないし、資金がなければプロトタイプすることもできない。そんな考えにとらわれていました。

しかしスマートマスク開発までの今までの経緯をたどると、十分すぎるほど検討時間を要していることに気づきました。そして様々な発表の場において、高評価を頂いていることもあります。つまりこの技術の実装には、十分価値があると捉え1歩を踏み出さなければならないということです。スモールスタートで、自分のできる範囲のことからどんどん始める。そうしなければ実装にはこぎつくことができません。

DMM.make AKIBA という素敵な環境とたくさんの社会的評価を得た今、あとは実装に踏み切るだけです。自分の財産だけでは限界があることを踏まえ、今は親族の方に投資して頂き研究開発を進めております。またこの COVID-19 の感染予防が徹底されているうちに仕掛けなければ、ブームとして終わってしまいます。マスクが感染予防の効果だけでなく、着けることでの価値は十分にあるんだと示した時、本当のイノベーションが生まれると私は信じております。環境を踏み倒して、実現までの歩みを進めてまいりたいと思います。

4. 今後の活動

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マスクの可能性は無限大です。

顔のオルタナティブとして変化する横の軸とマスクの機能性を拡張する縦の軸があると捉えています。そのような方向性を考慮しつつも、できることから検証・実験していき社会が求める最良の形を提示していきたいと思います。

人間が想像できることは人間が実現できる  by ジュール・ヴェルヌ

上の言葉は私が発明を行うときの信念です。この世に実現できないことはありません。良いことも悪いことも実現の可能性で言えば十分に高いと思います。それを想像で開拓し、創造で実現していくのが発明家である私の役割です。

今後の人類の生活がガラッと変わる世界を実現するためにイノベーションを起こします。応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。(滝本)

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こちら「ソウゾウ」のアカウントでございます。 普段は好奇心と探究心に身を任せ、想像と創造の循環の中、21世紀のダ・ヴィンチを目指しております。 発明家であり科学者、その本質は冒険家。その思考の過程、「ソウゾウ(想像と創造)」の産物を共有していきます。