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今の仕事を5分で"幸せな仕事"に変える方法

「好きなことを仕事にしよう!」

<Aさん>
え、そんなの当たり前だよ。やりたくないことが、仕事だなんて考えられない。だって、人生の1/3の時間を人生に費やしているんだから。毎日、8時間働いているとしたら、24時間のうちの1/3。それなら、やりたいことをやらなきゃ。やりたいことをやって、お金を貰える。働くって最高だよな。

<Bさん>
それができるならそうしたいよ…。だいたい、仕事は、お金を貰ってるんだから、やりたくないことだってやらなきゃいけないし、キツくても、辛くても、理不尽なこと言われても、嫌な客でも、頭を下げる…それが金をもらって働くってことだろう。

同じ"働く"にも、両極端の見方がある

「お金をもらいながら、好きなことがさせてもらえるなんて、ありがたい」

「お金をもらっているのだから、仕事はキツくて、辛くても仕方ない」

"働くこと"に対して、どちらの価値観が強いでしょうか?

これまで、一生懸命に働いてきてくださった人生の先輩たちのおかげで、今の私たちが平和に生きていけることに間違いはありません。親世代の皆さんには、私も心から感謝と敬意を持っています。

その上で、日本で生まれ育っている私たちは、世代を通して引き継がれてきた勤労感によって、無意識に"仕事はキツくて仕方ない"に、慣れている可能性が高いようにも思います。

ただ、世界には、日本の勤労感とは別の価値観を持って働いている国があります。しかも、生産性が高く、無理をせず、幸せに働く。働くこと自体が楽しいから、職場に行くのも楽しみという発想です。

そのひとつが北欧デンマークの働き方です。

私が、実際に、デンマークを訪れ、様々なデンマーク人にお会いして、感銘を受けた話をしたいと思います。(私の視点を通しての解釈も入ってます)

「働く喜び "Arbejdsglæde "」

デンマーク語には、「働く喜び"Arbejdsglæde "」という言葉が存在します。デンマークの勤労感を表すひとつの単語として、意味を成しますが、日本語では、全く同じ意味の単語はないでしょう。

ちなみに、世界的に知られている日本の勤労感は「過労死 "karoshi"」で表され、英語の辞書にもそのまま、載っています。働きすぎる死。とても、働くことを楽しもう、という要素は考えにくそうです。

ここでは、デンマークが優れていて、日本が劣っているということではなく、働き方に対する考え方に違いがあることをご紹介したいと思っています。

この2つの違いは、I want to work.(私は働きたい)、 I have to work(私は働かなくてはいけない)と表されるかもしれません。

かと言って、デンマークの働き方が、ゆるゆるとしたユートピアかというと、そうではありません。むしろ、日本よりも、よりシビアで、会社からクビを通告されることは珍しくありません。能力がないと判断されれば、その職は、その人に最適では無いので、解雇されるのです。

ただし、解雇の考え方も非常に前向き。仕事をクビになったからと言って、"その人の存在"が、ダメ人間というワケではなく、"この環境、このポジションでは、その人の能力を活かせなかったが、ほかに活かせる場所がある"と信じて送り出します。

そして、その人はまた、自分の可能性を信じて、自分のやりたい仕事にチャレンジしていきます。

誰もが「働く喜び」を創造できる

この考え方は、日本にも応用できます。あなたが、経営者でも、個人事業主でも、会社員でも、どんなポジションでもです。

Q.働くとは何か?
Q.私の仕事は何か?
Q.私は、なぜ、この仕事を選んだのか?
Q.この仕事はどんな意味があるか?
Q.この仕事の魅力は何か?
Q.私が得ている感情面の報酬は何か?
Q.私が幸せにしている顧客は誰か?
Q.私が、この仕事を辞めない理由は何か?
Q.何の、誰のために、働くか?

これらの問いに、ひとつでも回答が思いうかんだら、今の仕事の中に、"働く喜び"を創造することができると、私は思います。

本来、どんな仕事も、価値があり、魅力があり、意味があります。だから、その仕事は、今、この時代に、ここに存在しています。

離職・退職・キャリアチェンジも選択肢

ちなみに、どんなに考えても、誰に相談しても、別の角度からみても、今の仕事に、1ミリも魅力を感じられず、好奇心も湧かないないなら、早く辞めた方がよいと思います。

あなたが、経営者であったら、今すぐにでも、そのポジションを他の誰かに明け渡した方が良いです。もし、個人事業主なら、内容を変えた方が良いですし、会社員なら、転職を考える時期かもしれません。

スキルが不足しているのは、トレーニングでカバーできますが、やりたい気持ちや好奇心と言った感情面が、著しく欠如していたら致命的です。一時的なモチベーションアップは対処療法にしかなりません。

理想論を現実にするために

「好きなことを仕事にしよう」というのは、理想論かもしれません。ですが、理想を唱えれば、何かが始まる。社会が動くパワーになる。

理想の中に語られたエッセンスを、ひとつひとつ要素分解していけば、具体論な行動案になると私は思います。

私は、日本の働く人の価値観が「幸せに、ワクワクしながら働く」が、スタンダードとなっている社会の実現のために、働きます!それが、私のやりたいことのひとつです。

みなさんの"今の仕事の一番ワクワクするところ"は何でしょう?


人生をより良いhappinessで満たしたい方に、届きますように!yoko

 CO-ACTIVE TRAINING  INSTITUTE コーチ紹介ページ:犬尾陽子
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