見出し画像

幸せな職場の作り方 〜社員の幸福度と業績の関係〜

社員の幸福度を高めると業績が上がる?業績が上がると社員の幸福度が高まる?

この2つの問い。「卵が先か、鶏が先か」の問答のように聞こえるかもしれません。

時代の変化と共に、組織のあり方や考え方もどんどん変わっていきます。数年前は、”業績が上がるから社員の幸福度が高まる”という考え方に誰も疑問をいただくことがなく、ひたすら目の前の仕事をこなし、目標を達成し続けることで、幸せになれると誰も疑わなかったことと思います。

私の現時点での結論は、”社員の幸福度を高めると業績が上がる”です。実際に、様々な研究がなされ、幸福な社員はそうでない社員に比べて生産性に3倍の違いがあるという結果が出されています。

時代によって変化する

少し考えてみれば、とてもシンプルなことだと思いますが、自分がやりたくもない仕事に、会社の命令だから・・・と、やらされ感が満載の心理状態で世の中のみんながワクワクするような新しいアイディアが生み出されるでしょうか。

今、どんな仕事でも、ちょっとした工夫や新しいアイディアが必要です。単純作業やパターン化された仕事は、どんどんIoTやAIによって替えることができます。単に、時間をかけて労働力を提供する時代から、短い時間においても、生産性が高く、より新しいアイディアや価値を0から生みだせることに価値がおかれる時代に移り変わっていることは、誰もが肌感覚で感じていることと思います。

新しいアイディアの創造を阻害するもの

新しいアイディアを創造するには、頭の中に新しいことを考えるスペースが必要です。「あれもやらなければ、これもやらなければ・・・」と処理をしなければいけないタスクがいっぱいの状態では、メモリーオーバーです。

時間も同じです。本当にそのタスクは必要でしょうか?何か別の方法で置き換えたり、本来はやらなくても良いこと、省けることなどはないでしょうか?新しいアイディアを生み出すのは、5分でも10分でも十分。長くなくても良いのです。この5分〜10分の集中する時間を確保できないとするならば、それは、今のライフワークスタイルのどこかに大きな課題をかかえている可能性があります。

そして、心の中も「こうしておけば良かったかな、あれは大丈夫かな・・・」と過去や未来のことばかりを心配し、常に不安な状態でいることも、新しいアイディアを生み出すことは難しい状態です。

新しいアイディアの創造

・頭の中にスペースを作る
・集中できる時間を確保する
・心の中の状態を安定させる

この3つは、個人でもできることです。
組織や職場は、個人の集合体です。

一人一人の幸福度を高めていくことで、職場全体の幸福度が高まっていきます。幸せに働き、幸せな職場を作り、個人も、組織も、社会も、業績を上げていきましょう!

人生をより良いhappinessで満たしたい方に、届きますように。yoko

CTI CO-ACTIVE TRAINING INSTITUTE コーチ紹介ページ:<人生を加速させるキャリアデザインコーチ 犬尾陽子>
http://www.thecoaches.co.jp/coach_profile/user/inuo_yoko/index.html
コーチングをご希望される方、ご相談がある方は、個別にこちらからお問い合わせください。24時間以内にご返信します。https://ws.formzu.net/fgen/S33219323/
自身と社会のより良いハピネスを創造するエグゼクティブのためのメールマガジン。幸せの創造を促進する情報をお届けします!
登録はこちらから↓
https://www.agentmail.jp/form/ht/19369/1/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?