色々な人と仕事をする中で
世の中にはいろいろなヒトがいる。ヒトってなんなんだ・・・と思うこともある。野球でバッターが球を打って地面に落ちることはヒットというし、モノがすごく売れたときもヒットだし、京都で今日も夕日にたそがれているトリマーさんは人見さんだし神社が好きなのは人丸さんだ。「Les gens」はフランス語のヒト。
ある夜のこと、アメリカの北部で悲惨な事件が起きた。有名な富豪が道を歩いていると突然銃声が鳴り響く。横たわる富豪、その傍らには愛する妻と子。莫大な遺産を残しこの世を去った一人の人間の命を奪ったのはヒットマンだ。
少し道をそれました。道にまよったときは原点に帰る。
そんなときはWikipedia先生に聞いてみよう。
ヒト属あるいはホモ属 (Homo) は、哺乳類霊長目(サル目)ヒト科の属のひとつ。ヒト亜族のうち、大脳が大きく増大進化したグループであり、現代人(ホモ・サピエンス・サピエンス)の属するホモ・サピエンスと、ホモ・サピエンスにつながる種を含む。
※Wikipediaより一部抜粋
なるほど。なんかよくわかんないけれど大脳が大きく増大進化した霊長類。
なんの答えも得られない。そう。こればっかりは主観だから。合う人もいれば合わない人もいる。そういうことなんだ。
ただ色々なヒトとお仕事をさせて頂く中でぼくが大事にしていることは「そのヒトに損はさせない」だ。お客様に対してもセミナー関連にかんしてもシャンプーを買ってくれているヒトに対しても。スタッフに対してももちろん。
ひどく後ろ向きに思えるようなことだけれどこれが一番大事な気がしている。
ぼくは誰かに何かを分け与えられるほど優秀なヒトではないのでせめて「損をさせない」だ。その場で損をしたとしても後ろにきちんとマネタイズできるタイミングがあるならばいいのだけれどそれがないヒトもいる。
損をしそうになっているときには絶対に止める。それは相手のこともおもっての事もあるがよく考えると結局はぼくがそのひとに「損をしてほしくない」という感情を押し付けている場合もある。
ヒト同士、合うヒト、合わないヒトは必ずいる。昔は全員に好かれたいと思っていたけれどそんなの無理だ。神様でさえ争いは止められないのだからこんなちっぽけなヤツが全員に好かれようなどとおこがましい。自分が進む道を応援してくれるヒトと、少しずつ進んでいきたいと思うようになった。
だけど何の生産性もない争いや陰口に巻き込まれるのもごめんだ。
全員に会ってよかったとか話せてよかったとかここに来てよかったと思ってもらえることは素晴らしいと思うけれどやはり難しい。
よかったとまでは思ってもらえなくても、せめて出会ったヒト全てに「損はしなかった」と思ってもらえるようになれるように。
まだ道の途中。何度こけたって立ち上がればいい。
こけたくはないけれど。
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