マガジンのカバー画像

第3回「10日間で作文を上手にスル方法」

33
第3回目の講座は、2019年2月2日(土)に三鷹の上演スペースSCOOLで行われました。講座の要約、上演用テキスト、書き起こされた対話、スライド資料、終了後の感想、上演用テキスト… もっと読む
有料ページには、収録内容の一覧と本文へのURLリンク、それからちょっとした解説を載せてみました。お… もっと詳しく
¥800
運営しているクリエイター

#文章術

今日も世界のどこかで誰かが四六時中「テキストする」危険性について:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-5)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト

・テキストをデータ解析(語の関係性の強弱)や、図示(空間的な表現{等高線的な表現とか、時系列とか}にして、発見できた印象的な事例があった
ら教えてください。
・スマホのフリックで書く時と、PCのキーボードで文章を書く時に、感覚が変わったりしませんか。スマホ横書きだと文章の意識が変わる気がします。(かに座)

日常動作としての「テキスト」「テキストする(texting)」は家庭用コンピュータの普及で

もっとみる
「バランスのとれた標準体型」みたいな文章を目指したい?:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-4)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

「バランスのとれた標準体型」みたいな文章を目指したい?:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-4)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

分析・描写と試考のバランス(29 years old.)

連続講座の第3回では、会場のみなさんにポストイットを1枚配って、ふだん文章を読み・書きするときに悩んでいること、考えていることを自由に書いてもらいました。

外出先で椅子に座らされて、机なしで文字を手書きすると、思いのほか肘や肩に負荷がかかるもので、そのちょっとした変化が文体に緊張を与える気がする。たいてい消せない筆記具を使うからかもしれ

もっとみる
声に出して読む「脈絡」と「リズム」:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-3)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

声に出して読む「脈絡」と「リズム」:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-3)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

文章を(戯曲を)書いている時の悩み。
長い文が書けず、なぜか体言止めになってしまうこと。
文章(本)をよむとき前から読めない。
小説であっても。時系列が分からなくなってしまう。(23歳)

「長い文」には、a.文頭から文末までの字数・文節が多いもの、b.いくつかの段落からなる構造化された文章が続くもの、c.複数の章立てを用いたより大きな被写体を扱うものとがあって、質問者は(戯曲を)「書くとき」には

もっとみる
「次の1冊」の費用対効果をどう高めるか?:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-2)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

「次の1冊」の費用対効果をどう高めるか?:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-2)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

アマチュアの場合(プロでも?)文章はプロジェクト単位で書かれる。告知は、SNSとか。n作目を読んで、「次も読みたい」と思った人にn+1作目を届けることに成功する割合(リテンションレート?)を上げるためにはどうしたらいいんだろう……と考えがち(25?26?歳)

恐縮ながら、僕はグロース・ハックの専門家ではありません。デジタルマーケティングに分析者として関わった経験はありますが、事業全体の業績管理に

もっとみる