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「しゃーない」という言葉

こんにちは。
土日は完全に体調不良で寝込んでおりました。

さて、次回から発達測定の話に入っていく前に、どうしても再度僕の考えを1つ記します。

仕方なく発達する

上記は2020年2月末に書いてますね。
世の中がコロナで大騒ぎになった直後ぐらいです。

人間が発達するのは、基本的にもうそうするしかないからというのが多いと考えます。(したくてしたくてしょーがないというのもあるでしょうか)

発達するというのは、基本的に「良いことが起きる」訳ではないということは、皆さんも理解できると思います。

でも自分に発達が必要になることで、仕方なくそのテーマに直面することになります。

発達=幸せではない

例えば、うちの2歳の娘は毎日幸せそうです。
起きて、遊んで、食って、うんちして、泣いて、笑って、寝る。
発達段階としては僕より低いと思いますが(たぶん)、幸せじゃないってことはたぶんないでしょう。
(色んな責任とか社会性とは云々は置いといて)

発達することによって見えないもの、気付かないことも多いです。
自分のこと、自分以外の人のこと、社会のこと。
解決することもあれば、新しい苦しみもあります。

でも、仕方ない

自分という閉じた枠を飛び出し、あるいは自分の中の気付かない部分に目を向け、認知の領域を広げることは大きなストレスと労力を伴います。

しかし今の自分が求める現実、仕事や、家庭や、社会や、叡智や、人生に進むためには、どうしても今の発達段階では難しい。
そうなった際に、大変だけど、面倒だけど、仕方ないから発達する。

僕は、人間を理解したい、人というものを理解したい、そして世界の苦を理解したい。
そして可能ならば自分も含めて多くの人がその苦から少しでも解き放たれればいいなという自分の願いの為に。
今は発達理論というものを学び、実践していっています。
(ちなみに学び自体はめちゃくちゃ楽しいです)

しゃーない

よく僕はしゃーない(仕方ないの関西弁)って言います。

仕方ないという言葉は、一般的にはネガティブに使われることも多いですが、僕は非常にポジティブなイメージで使う事が多いです。
仕方ないとは、現状を受け入れ、前に進むための言葉です。

人には、それぞれ違った境遇・環境・課題・悩みがあります。

もっとこうだったら、なんで私だけ、こうなってくれてたら。
中々受け入れがたいことも人生多いですが、まぁしゃーないです。
そうなんですから。
その現実を受け入れ、その上でこれからどうしていくのか、どう生きていくのか。

そういう視点で発達と向き合ってみるのも、面白いかもしれません。

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