中卒借金150万の女(ジェンダー不確定)配信者とルームシェアすることになった話

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画像はUberEatsの配達員になった借金150万の同居人です。

前回の記事が結構読んでもらったようで嬉しかったです、ありがとうございます。未だにnoteの使い方とか理解出来てませんが。
親が腐って死んだ以上インパクトがある記事が書ける気がしませんが、ぼちぼちnoteを更新していこうかなと思ってます。
役に立つかどうかはわからないですが、書きたいことをネットの海に放流するだけなので、お暇な人はどうぞ。
どんな記事が役立つかわからない時代なので。

ということで今回は前回の記事でも触れた、現在ルームシェアしてる配信者とのルームシェア話を書こうと思います。
異性同士のルームシェアってケースはどんな感じなんだろうという人もいそうなので、一例として書き残していきますね。ただ異性といってもタイトルにある通り、本人的にジェンダーは不明だそうです。女よりかは男寄りっぽいですが、細かいことはめんどくさそうなので聞かないようにしてます。何より本人に聞いても「まだ迷ってる!」とのこと。
あとそのルームシェア相手が「配信者で中卒で借金が150万ある」という麻雀だったら何かの役が乗っかってるという部分はレアなはず。

ルームシェア相手というのもまどろっこしいので義也(よしなり)くんと名前を書いちゃいますね。義也くんは存在する生き物です。
インターネットで配信者をしてます。基本的に人と喋りたくない人なので普段の配信内容ははムラがあるタイプ。
だけどたまーに、人からもらったswitchを中身が気になるからという理由でゲームなどで遊ぶ前にバラバラに解体したり、罰ゲームでセミを食べることになったら捕まらなかったという理由でセミの死骸を集めてきたり、原付で和歌山から東京まで走ったりとなかなかパワーのある配信をしたり。
声マネが得意でドラえもんや諸星きらりや古いプリンターなどのレパートリーがあります。
あと配信より絵がうまいです。

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画像は義也くんが描いた漫画です。ネガティブですね。
人生背景を聞いてみると「スカート履きたくないから学校いくのなんとなくやめたら中卒」やら「変な団体と家族ぐるみの付き合いをされ、LINEで毎朝と毎晩挨拶をしないと死ぬほど怒られることを繰り返した」やら色々と変なエピソードがあったり、性別も女だけど男みたいな。うーん複雑。

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ネガティブ度合いにはお笑い芸人の宮下草薙に勝てると自負している。何を張り合ってるの?

そんな愉快な同居人、義也くんと親腐り死に人間の僕が何故ルームシェアすることになったのかを今から書いていこうと思います。

そもそも僕が義也くんを知ったのはfc2という、世間的にはアダルト方面でおなじみのサイトで見かけたのがきっかけ。
当時ぼくが属してた配信コミュニティがあって、僕もそこに登録して配信者をやっていたのですが「あ、こんな人も登録してるんだ」と思って開いたのが最初でした。僕が始めて義也くんの配信を見ようと配信ページをクリックしてみたわけです。

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すると配信画面に映っていたのは、謎の知育菓子を作りながら「すっげ! すっげ!」とはしゃいでました。視聴者は3人くらいで。声質を聞いたとき、多分内山くんみたいな小太りで蝶ネクタイのメガネが人生間違えてfc2で知育菓子作ってるんだなというのが第一印象。どういう印象?

ただ僕の人生は今までも変わった人が寄ってくるような人生だったので、別に嫌悪感はなくちょっと面白そうだなと思っていて。僕も配信者をやっていたので、後日なにかの企画をするときにコンタクトをとることに。そこが知り合ったきっかけです。

そのあとも義也くんとはたまーに配信でゲーム対決をしたり、クイズ対決をしたり、Vtuberになろうと模索したり(ドラえもんの色違いのモデルを作ったけどほぼドラえもんだから没にした)と色々遊んだわけです。

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Vtuberデビューさせようとして作ったドラえもんもどきの画像。
この画像のドラえもんもどきがぬるぬる動いてたわけだけど、今思えば普通にダメだろ。

別にめちゃくちゃ仲がいいわけじゃないけど、たまーに遊ぶネットの知り合いくらいの感覚。
あとは母親の実家と義也くんの住んでるところが和歌山の上に原付で10分ほどという奇跡的な位置関係も話すきっかけになったと思う。インターネットで知り合った人が実家の近くに住んでるなんてことある? あった。

その時に「借金があるけど今住んでる和歌山のバイト(コンビニ)は薄給だし人生どうなるかわかんない」「都会出たいけど出れる状態じゃないし長生きもしたくない」みたいなことをたまに配信でいってたり、本人からもちょいちょい話を聞いてたので、財政状況や人生観が危ういんだなとこちらも把握していた。
ちなみに借金をした理由は「無職時代にピザなどを買って食べたり、無収入なのに生活水準を落とさないで発生した生活費」らしい。細かくいうとそこに至るまでに色々あったみたいだけど。
悲惨なんだけど人生舐めてる節が当時からあった。今も結構ある。

僕は義也くんは悲惨だなと思いつつも、文章活動からも逃げ当時の彼女と付き合いながら、だらだらとインターネットの底で配信をやって現実逃避してました。
そして父親が腐って死ぬという事件まで時が進む。前回の記事でも書きましたが、僕はたまたま連絡がつながった義也くんと話し泣いちゃったわけです。その点に関しては心の整理という意味でも感謝している。
ちなみにその時の義也くんは普段夜勤のバイトが休みだったわけで連絡がついたのですが、バイトを休んでた理由は大喜利大会で、惜しくも優勝を逃して2位だったらしく興奮で眠れなかったらしい。えっこの人大喜利出来るの?

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画像は優勝者を決める大喜利で鬼滑った義也くんです。この画像を探してきて気が付いたのですが、僕はこの後ドラえもんの声マネがうまい奴と同居(ルームシェア)することになるんですが画像のお題にニアピンしてるのがちょっとだけ面白い。

警察署の前で話したあと、僕は仕事を休職していたので暇なときは義也くんと通話して時間をつぶしていた。五目並べとかやった。
その時もお互い「お金がないんだよなー」とか言いながら過ごしてたわけですが、僕は僕で新しく住む家を探さなきゃいけなくなり。
すると当時付き合ってて住む場所すらお世話になっていた元カノが「そんな状況なんだし、一人だと麻宮くん死んじゃうかもしれないし、義也くんと住んだら?」と提案してくれてありがたかった。一応生物学的には女性、みたいなインターネットでよく見る文言を実体化した人と暮らすのを許可してくれた元カノは太っ腹だと思う。
孤独死について色々考えさせられた時期でもあり、人は支えあうなんて青臭いことが本当に大切なんだなと気が付いたこともあり、僕も元カノも納得する方向で話を進めました。

義也くんに「そっちも東京出たいだろうし、こっちも金銭的にも助かるしルームシェアしない?」と連絡したら「ほーんわかった行くわ」と返事が。彼はネガティブで引っ込み思案なわりに謎のアクティブさで仕事をやめ、家を解約する準備をし、うちの母親の実家まで挨拶にいった。
しかも前々から「人生で一回は原付で和歌山から東京とかどっか遠くを旅してぇ」といっていたので「じゃあ配信の企画にしちゃえば?」と提案したら中華製の4Kカメラを購入して原付動画を撮影できるように。なおこの時も借金は増えた。

そんな準備が進んでる一方、僕も物件を探す。
義也くんにどういう所に住みたいか、どの辺に住みたいか聞いても「関東のことなんかわからないからそっちに任せる」と言ってきたので当てにするのはやめた。

若干前置きが長くなったがここからルームシェアについての知識がちょっとずつ書けると思います。

まず物件を探すときに感じたことは『暮らす人間全員が妥協できる場所を見つける』こと。妥協っていうのが大切で、全部がしっくりくる場所なんかなかなかありません。

僕と義也くんの場合は
・すでに職場からアクセスしやすい駅は決まっている
・お互い配信者だから、騒いでもある程度大丈夫なほうがいい
・家賃は相場より出来るだけ安い方がいい(理想はひとり3万計算)
・原付が置ける場所が欲しい
・駅から徒歩10分以下がいい
・エアコンを新しく買う金がないので備え付きがいい
・男女なのでプライベート確保のため部屋は隣じゃないほうがいい
・スーパーなどが近い方がいい

上記のような条件から優先順位をつけて、お互いがある程度妥協できる場所を探しました。当然全部当てはまる場所なんかそう簡単に見つかるわけないので探すのは一苦労。
実際に優先したのはお金、音、部屋が離れてるかの三つです。駅までの距離や原付置き場を条件に入れると厳しい上に、音の問題があるから木造などで安い家賃となるとまず無理なわけで。
僕はSUUMOなどの部屋探しサイトで色々探して、そこから候補を決めました。物件ページに記載されてる不動産賃貸仲介会社(エイブルとかアパマンショップとか)に電話して見学の予約を入れて、当日元カノと見に行く日々。数社に行き七件くらい見に行ったはず。元カノと行った理由は僕や義也くんよりお金に厳しく価値観もまともだったから。

仲介会社にいって「ルームシェアするんですけど……」みたいな話をすると当然横にいる元カノだと思った店員さんが「なるほど同棲ですか」みたいな顔をしてくるんだけど、まさか現実世界では一回も会ったことないよくわからん配信者の女とルームシェアするとも言えないから「田舎に住んでる女友達が地方から上京してくるのでルームシェアすることになった」って毎回ごまかすのが複雑な心境でした。一応嘘ではない。

その時に「うーんルームシェアですか? ルームシェアだと厳しいかもしれません」と言われて理由を聞くと「ルームシェアだと仲たがいなどで片方が出て行ったりするので家賃が滞ったりするんですよね。あと友達同士だから騒いだりして近隣の迷惑になったり。だから大家や管理会社がいい顔しないんです」と言われてそんなこともあるんだなと思いました。
恥ずかしげもなくいうと義也くんもそうだが僕も低賃金で暮らしてる身だったので、余計に心配された。
最終的に決めた物件は全額払ったとしても前に父親と暮らしてた物件より安いので、仮に義也くんが逃げても払えるようにした。ちなみに彼は逃げたところで破滅なので逃げるメリットがほぼないのだが。

観に行った家はさまざまで新しい3DKのマンションから一軒家までさまざま。普通の2DKだと部屋が隣同士なことが多かったので、見る家はちょっと特殊なものが多かった。
一軒家は「2年後に家主が海外旅行から帰ってくるので追い出される、あまりお勧めはしない」と調べたときには書いてなかったことがいわれた。他の部屋もネットじゃわからないことが多々あるので、当たり前だが自分の足で見に行った方がいい。例えば一見いい物件だが小学校のがっつり裏で騒がしい時間も多いとか。
あと「ネットよりも実際に仲介業者に聞いた方がおすすめの物件を教えてもらえる」みたいな情報はあまり当てにならないなと個人的に思った。正確にいうとお金に余裕がないと厳しい。2DK駅チカ騒音対策ばっちり家賃ひとり三万で済まそうとしている、つまり六万前後で何とかならないかなと考えてる甘ちゃんどもに当てはまる物件なんかそりゃあない。
聞いてみる価値はあるけど、期待はしないほうがいいかもって感じです。僕は上記の条件で唯一出してもらった物件が山奥の奥にあるやたら縦に細長い鉛筆みたいな一軒家でした。

ついでに部屋を見学に行くときに「嫌だな」って思ったことは、部屋を見に行ったあとに「今契約したらこの契約料五万円がナシになりますよ! せめて今日中に決めてくれないとダメです!」みたいなパターンです。契約する人にはメチャメチャありがたいけど、迷ってる人には結構苦痛だと思う。
ちなみに元カノは元々その店員がインテリぶってて小馬鹿にする口調でキレてたのにそういうのがあったから結構怒ってた。僕も安くなるのはありがたいけど、だったら今日中じゃなくてもいいのでは? とは内心思ったので断った。見学の予定が他にもあるなら勢いだけで契約しないほうがいい。

そんなこんなで妥協して決めた物件がこちら。

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インターネットの特定技術が凄いことは、配信やってたらストーカーが家に直接来たことで実証済みなので(この話は後日書けたらいいですね)間取りは雑な絵でだいぶごまかしてますが、こんな感じです。

真ん中にキッチンなどを挟むことで部屋が遠くなるタイプの2DKを借りました。希望だったお金、音、部屋が離れてるかの条件に当てはまってるのがこの部屋した。家賃は住む地域にしてはかなり安い六万ちょい(通常この地域でこのクラスだと八万以上)に抑えられた。ただし駅からは徒歩十二分くらいという歩けなくはないけど絶妙に少しだけ遠い場所。
音に関しては、これは相場より家賃が安い理由のひとつだと思うのですが、事故が多発するようなかなり車通りが多くてうるさい国道沿いな上に、部屋の近くがバイクのたまり場になっててそこそこの騒音が起きやすい場所なのが逆に好都合でした。周りがうるさいならこちらの騒音はそこまで目立たない。
部屋は離れている。ちゃんと部屋の見学のときに元カノを部屋の外や反対側の部屋に行ってもらって、部屋で配信してるノリで大声出して「聞こえた!? 聞こえた!?」と確認とって聞こえないことを検証した。音の問題はネットでも知り合いからでも色々と聞いてきたので近隣からあまり苦情がこないようになるべく気を付けた。一応鉄筋コンクリートを選んだが幸いこの物件は壁がそこまで薄くなかったのでよかった。ただ義也くんの声量が思いのほか狂ってるので、この後何度か壁を貫通するくらいの笑い声がうるさくてイライラすることになるのだが、まぁ耐えれるレベルだ。こういうのが耐えられない人はルームシェアに向いてないと思う。

部屋を借りたあとのシミュレーションをしっかりしてから契約へと進んだ。ちなみに契約にかかるお金は全部で三十四万円だった。六万ちょいの部屋でこれくらい。部屋によってはかかる費用はまちまちなのであくまで参考程度に。
敷金礼金がそれぞれ家賃一か月分、保険や鍵交換費用が七万円くらい、仲介手数料も七万円ほど。その他もろもろ込みで三十四万円。これでも交渉の末ちょっとおまけしてもらったけど、薄々気が付いていたが引っ越しにはお金がかかるなと思い知らされた。
僕自身は低所得なので貯金も少なく、母親や知り合いに金策したりしたので何とかなった。何ともならない人は行政の機関に相談するなどの方法をとるか消費者金融に借金することになるはず。僕はたまたま人との縁で何とかその場しのぎが出来ただけなので……

一応僕名義で部屋を借りたのだが、ルームシェアなので保証人が住む二人分必要になる。この場合僕の保証人と義也くんの保証人がそれぞれ必要だ。僕は母親に頼み、義也くんも母親に頼んだ。
後日収入証明書も二人分必要と言われたので用意した。確認したら僕の直近の年収が想像の三倍くらい低かったので下手したら怒られるのではとビクビクしていたが、不動産屋に提出したとき若い兄ちゃんに「あ、別に大丈夫っすよ」とさらっと言われたので杞憂だった。ある程度常識の範囲内で暮らして家賃さえ払ってくれたら(払い遅れなければ)問題ないそうだ。たまたまその人が優しかったのかもしれないが安心した。

義也くんに契約費用の半額を払ってもらう約束だが、すぐ払えるわけがないので一応「消費者金融の借金を返し終わったあとに返せ」という契約はした。変な話だが、ここで上下関係を決めておくのがルームシェアのコツだと思う。
補足すると家賃もそうだが義也くんがお金を払わない可能性もしっかり考慮している。ルームシェアは折半などが出来て生活が楽になったりするが、何かあったときのことを想定しておかないと、一気につらくなる。義也くんが逃げなかったとしても突然死する可能性もないとはいえないので。

物件契約のあとに行ったのは義也くんとの個人的なルームシェアに関する契約だ。いくら友人といえど信用しすぎるのは良くないので、ルームシェアする前の話し合いで契約書を作った。

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実際に使った契約書がこちら。といってもネットで調べたら出てくるルームシェア契約書よりは中身は簡素だが。こういう文面での契約書を形式上でもしておくことでメリハリが出来る。
金銭面、生活面、プライバシー面での最低限のルールを最初に決めておいた。


だが、ここに書かれてることはきっちり行われないと思っていい。というのもルームシェアし始めてから生活リズムなどはお互い違うし、給料の振り込み日などもずれてくるので、お金がちゃんと契約書通りに渡されたりすることはあまりない。ちゃんと家賃などが支払えればいい、くらいの考えじゃないと心が病むと思う。
ネットで調べてたら書いてあった「共有費を用意しておけばいざという時に役に立つ」なんてのも結局守られてない。ていうかそもそも借金で自転車操業の人間に共有費を払う余裕なんてない。このあたりは「自分の分は自分で貯金する、相手は信用しない」と割り切って自分で貯金している。

生活面においても共有の食材と自分の買った食材などを分けるのは実際行ってみると面倒だった。なのでお互い取られても何もいわず、取り過ぎたらその分のお金を払うくらいにしている。
ゴミ捨てなどはこっち名義で借りている上にこちらの方が若干多めにお金を払ったりしているので向こうにやらせている。もちろんこっちもたまにやるが、7割~8割は向こうだ。一見すると僕がクズっぽい。ただ物件に関する連絡など大きいやり取りはこちらがやっているのでそこはバランスとれてる、はず。

プライバシー面については僕は当時の彼女と別れたし、お互い声量がでかいのでまったくの無意味になりました……

なのでルームシェア契約書は暮らしていくうちに内容と現実が剥離していくのであまり意味がないのですが、それでもあるのとないのとでは違うので書いておくのがいいと思います。内容としては金銭面やトラブル面、罰則のことを書いておくといいかも。基本的には日常的に起こる相手のやったことを許せるかどうかの心が大切になります。
僕も義也くんもある程度大らかなので、そこが功を奏してるかも。知り合いのルームシェア話を聞くと「相手に家具を触らせたら傷つけられた!」みたいな話で揉めたりしてたので神経質な人はそもそもルームシェアには向いてないかも。
実際にルームシェアっていっても生活リズムも違えば、部屋の電気はついてるから生きてるのは確認できてるけど一週間会ってないなんてものざらです。SNSがあるから生きてるのはそこでも確認できるから問題ないですが。
一緒にルームシェアする前は「ルームシェアって結構一緒にいたり会ったりするのかな?」って思ってましたが、現実は同じ家で暮らしてるがどちらかというと超近所に友達の家があるくらいの感覚。間取りのおかげもあると思いますが。距離感が近すぎず遠すぎずがルームシェアの秘訣かも?

そんなこんなで義也くんは和歌山から東京まで原付旅をし、一緒に住むことになりました。

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画像は企画で使った画像です。
その様子を動画に収めて一本の企画にして、共通の知り合いには黙って一年間隠し通すことに成功したりしました。僕が配信をやっててもまったくバレなかったし、人は共通の知り合いや視聴者たちに一緒に住んでることを一年間隠し通せる!

さて、僕と義也くんは一緒に暮らしてもうすぐ一年半になりますが、男女(生物学的には)が一緒に暮らしてのメリット・デメリットを軽くあげていきます。

メリット
・家賃、食費、生活費が浮く
・自分の家から徒歩10歩くらいに遊び相手がいる
・病気をしたときや面倒なときに相手に頼みごとをしやすい
・趣味の話(うちではお笑いの話)がすぐ出来る
・相手が困ったときに助けやすい
・共有できる道具(家具や食器や本など)があるから費用も浮いて便利。
・宅配などの受け取りを相手がやってもいいから受け取れない可能性が低い
・配信や作業などの幅が広がる(これはうちだけかも)

デメリット
・イライラしてるときに相手がうるさいとムカつく
・キッチン、風呂、トイレを相手が占領してるときは使えない
・相手がお金などをもってないと困る
・相手のトラブルに巻き込まれやすくなる
・一応男女なのでプライベートにはある程度気を付けないといけない
・全裸で過ごせない(これは僕だけ)

まず大切なのは同棲ではないので「相手に性的な気持ちを抱かないこと」です。これが一番重要。特に僕の相手はジェンダー不確定なので当たり前なのですが、別にジェンダー確定してても恋人ではなく友達に性的な気持ちを抱くとややこしいのは想像してもらうとわかるかと。
これが発生した時点でルームシェアは終わりです。ケースによって違うという意見もあるかもしれませんが、個人的にはこれが一番ぶれてはいけない部分です。
生活を共にすると必ず向こうのプライベートな部分を知ることになるので、それをどこまでどうでもいいと思えるか。僕は全裸にはなりませんが夏場はパンイチで生活したりもします。そもそも自分名義で借りた部屋なのに何でパンイチになれないんじゃ! というのがでかいけど。
僕からしたら向こうの「壁を2枚以上貫通する巨大な笑い声」などを機嫌が悪いときに聞くと壁を思いっきり蹴りたくなったりしますが、こちらも相手に何か迷惑をかけてるかもしれないので怒らないようにしてます。
こっちも気にしないからお前も気にするな、という空気感をキープしておけばトラブルは起きにくいはず。よっぽど許せなかったら言うべきだけど、よっぽどの基準を高くしておくといいかも。

僕と義也くんのルームシェアで起きた大きなトラブルは「僕が家賃を建て替えた月に3万くらいする仮面ライダーグッズを購入した」みたいな人間的にも金銭的にもだらしない部分が主ですね。基本的には互いに許してる。
あとは「ルームシェアでお互いネット回線を使うので、回線が強そうなnuro光を申し込もうとしたら二か月くらいたらい回しにされて諦めた」というのもあります。一回業者が来たけど建物が特殊で工事をしてもらえず、そこから連絡しても引き延ばしなどになったりして諦めました。
別にeスポーツ選手とかじゃなきゃnuro光じゃなくても余裕で配信も出来るし、パソコンのスペックが良くなきゃnuro光にしても無駄だと視聴者に教えてもらいました。ネット回線は現代っ子にとっては一つのライフラインなので気を付けよう!

まとめると

「大らかな心で相手を許容する」
「金銭などのデメリットは把握して何が起きてもいいようにする」
「性的な感情を抱かない」

この三つですね。細かいことは気にしないほうがいい!

ちなみにジェンダー不確定の相手と暮らしてみて思ったことは「別に何も考えなくていい」でした。一友達と暮らすだけなのに男も女も関係あるか?
それくらいのスタンスで何も考えてないほうがいいです。そんなこと気にするなら日々の自分の暮らしを気にするべき。

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義也くんはルームシェア当初は借金150万ありました。ですが一年間で117万円まで減らしてます。
ルームシェア当初は、好きな役者が出ているからという理由で7000円の演劇にいったり、家賃滞納中に3万の仮面ライダーグッズを買ったりなどの金銭感覚ぶっ壊れを見せつけられましたが何とかなってます。
それでも当時の僕の元カノに怒られまくって多少マシになりましたが。だけど最近はまたお笑いライブにハマって何度も観に行ったり、食欲が爆発してバカ食いしたり、市民税滞納しすぎて差し押さえられそうになったりとまたもや散財癖がついてきたので僕と視聴者と相談しながら生きてますが。
最近も生活費支出見直し配信をして視聴者たちにブチ切れられてた。

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画像は義也くんが母親からある日いきなり飛ばされたメッセージです。詐欺かと思ったら詐欺じゃなかった。
お金の話題もライフハックに繋がりそうなので、今度noteに書けたらいいですね。

自分の金銭面も実家の金銭面も危うい義也くん。果たして今後どうなるのか見届けるのが僕の役目かもしれませんね。めっちゃ嫌。

ということで長くなりましたが、中卒借金150万の女(ジェンダー不確定)配信者とルームシェアすることになった話でした。
参考になるかわかりませんが、もしあなたが借金持ちの中卒女配信者と同居したら是非参考にしてください。金銭面とか人間性でイライラするかもしれないけど、案外楽しいかもですよ!


義也くんのTwitter→(@cobaltleit
絵の仕事があったら振ってあげてください。

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