幸福なだけの手紙じゃつまらない
ぺんぎん氏に、ひょっとして何か不全感を抱えているのでは、とお気づかいいただいた。
それで、自分で気づいてないだけで、なんか不全感があるのかもしれない!と思ったので、心当たりのあるものを挙げてみる。
●体調
まずあんまり体調が万全ではなくて、持病の椎間板ヘルニアが季節の変わり目で辛いし、花粉症も先週から出てきたし、しばらくデスクワークが多くて運動不足だし、合気道の稽古も全然行けてないし、せっかく暖かくなってきたのに身体を動かしてないなあとか思う。
●子どもの宿題
子どもの宿題が急に増えてコントロールできないので一緒にスケジュールを作ってやりくりしようとして、それがなかなかうまくいかなくて親子で困ってる。
●確定申告
会社の仕事はまあ順調で不全感はないが、家を買ったので確定申告をしなくてはならず、それが割と面倒で疲れた。
よく説明を読んでもイマイチ頭に入ってこなくて、自分が書いている箇所が一体どういう意味のある箇所なのか、がよくわからない。
機械的に記入して、指示されたとおりの書類を集めたら完成するのだろうけど、それで本当に合っているのかがよくわからないので、一通り記入した上で、またインターネットの記事を読んで確認して、あらためて説明書の該当部分にラインを引き、もう一度記入内容と書類を見直して、ようやく落ち着いた。
それでも心配だったので税務署の相談コーナーに行って見てもらったら、特に不備はないですよ、あんた何しに来たの、みたいな対応をされて、まあ確かに周り見てるとちょっと大丈夫かな、みたいな人たちばかりなので、そこまで精緻に詰めなくても問題はないのかもしれない。
だが、これはどう考えてもシステム改善が必要で、もちろんそのためにインターネット申告やマイナンバーの活用を進めてたり、freeeのような自助努力を支援するサービスも役立つのだろう。
だけどこんなに忙ししい大人が丸一日、記入と書類の整理でバタバタしないといけないなんて、まったくアホらしい。
●メガネが壊れた
メガネはいくつも持っていて(集めているというほどたくさんではないが)ひとつ壊れても全然問題ないのだが、やっぱりお気に入りのものからダメになる。
誰でもそうだろうけど、好きなものが壊れると悲しくなる。
●靴下がよく破れる
最近、なぜか靴下がよく破れる。
たぶん冬物だからウールが混じっていて強度に問題があるのだろうけど、これもお気に入りの柄のやつからダメになるので悲しい。
●お金がない
小遣いがなかなか増えないのに支出がやたら増えている。
なんでかと考えるに、最近やたら色んな人から相談を受ける、受けるとまあお茶に連れ出したり、メシを一緒に食べたりして、なんとなくぼくが支払う感じになってしまって、それが何度か続くと、原資が少ないせいですぐに底を突く。
もうちょっとお金欲しい。
●なんかいろいろ考えてみたら
不幸自慢って楽しいよね、病院の待合室とかでも、どっちのほうが病状がひどいかを競い合ったりしてて、健康な人と不健康な人、一体どっちが不幸なのかよくわからなくなる。
あと、他人の不幸は蜜の味とかいうけれど、幸せです、幸せです、ぼかあ幸せですという文章だけ読んでいてもつまらない。
そんなわけで、不調も楽しいな、という報告です。
それで、だからといって別にぺんぎん氏の不調を聞きたいわけではないので、最近あんまり小説読んだり映画観たりできてないので、おすすめのものを教えてください。
あ、江國香織さんの『なかなか暮れない夏の夕暮れ』は面白かった、はてなブログのほうにも書いたけど。
急に無茶ぶり。
Dag.
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