細かい所作で面白い
zoomやらteamsやら、新しい横文字がバンバン出てる今日この頃、先輩に誘われてSteamってのを初めてやったんですよ。
Steamってのは、PCゲームの総合ソフトみたいな奴で、データ移行とかアップデートを自動で管理してくれたり、友達とチャットが簡単にできたりするソフトなんですよ。
流行ってるPCゲームを有料でプレイすることもできるんやけどさ、先輩に誘われたのがSteamにある無料のゲームでしてね、それがポーカーのゲームやったんすよ。
名前がプロミネンスポーカー。手札の2枚と場の5枚の7枚から好きなカードを使って役を作るタイプのテキサスホールデムって言うポーカーでしてね、ルールが単純で駆け引きが面白いからさ、学生の頃よくやってた奴なんすよ。
言われるがままにSteamをダウンロードしまして、「終わりましたよ!」なんて先輩に言うと、先輩が言うんですよ。
「とりあえずチュートリアル30分くらいあるから回しといて!」
チュートリアル...30分...?
役の説明も一瞬で終わるし、ルールなんて賭けるかやめるかしか無いはずのポーカーが、チュートリアル30分...?
トランプの表記がタガログ語やったりするんか?
さて。
チュートリアルを5分くらいで終えまして、いざゲームを始めるんですけど、コレがまた面白いんですよ。
ゲーム自体は普通のテキサスホールデムでさ、システムとして新しい事なんてなんも無いんですよ。Yahooキッズでも参入出来そうなレベルですわ。
ただそんな中でこのゲームは、プレイヤーの細かい動きが見えるのが面白いんすよ。
まず良いのが手札の確認。
2枚の手札を配られてゲームが始まるんやけどさ、基本手札は伏せてあって、見る為にはわざわざクリックせんとあかんのですよ。そんでカードを見る時は、自分のアバターが伏せてあるカードを覗き込んで、その間だけ見えるみたいな感じになってんよな。
別にPCゲームなんすから、覗き見される事なんてもちろん無いんすよ。ただこう言うちょっとした臨場感が、熱くなるんすよね。あんまり見てたら弱そうに思われるかなと思って、全然カード間違うもん。
昔からこう言う、スペックに頼らない面白さを出せるゲームが俺はめっちゃ好きなんすよ。
それこそ今流行ってる桃鉄なんて代表的や無いですか。
別にゲームのスペックが高かろうが、拡張が多かろうが、キングボンビーのグラフィックがリアル岸部四郎であろうが、桃鉄っていうシステムが面白いや無いですか。
おんなじでこのプロミネンスポーカーも、スペックとか関係なく、使い古されたコンテンツをちょっとした要素で面白くしてるところが好きやったんですよ。なんかコロナ禍にぴったりの、ゆるい娯楽って感じやったんですよ。
ちなみにもう一つ好きな細かい動きが、オールインでございます。
自分の全財産をかけてオールインをする時、たとえステージが牢獄のような場所であっても、高級カジノであっても、ところ構わずアバターが立ち上がるんすよ。
是非とも皆さんもやってみてください。
全員が丸腰で起立してる画って、思ってる以上におもろいですから。
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