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受け入れがたい催促をする君

こんにちは、戌亥です。

片道車で約1時間の高校を担当することになりました。
自宅から車で30分圏内ってゆうたやん。
どうゆう計算したらそこになる?遠いやろ。

行く人がおらんでわたしになった模様。
ほんと困ったダヨ。

夫の職場が遠く、わたしがその学校から帰ってくる時間と
そう変わらんので結局わたしがお迎えに行くことになる。

お迎えの時間が遅くなる日がちょいちょい出てくる。
ごめんよと同時にどうしたもんかなぁ。と思った。

母にそのことを話すと
『遅くなった日にはご褒美上げたら?
遅くまで待っとってくれてありがとうね
がんばったね。ってゆって渡すと
「あ、がんばって待ったら何かもらえる」
って思って遅くなっても大丈夫なんちゃう。』

なるほど。採用。

早速お迎えが遅くなった日に実行してみた。

『これから今日みたいにお迎えが遅くなる日があるで
がんばって待っとってくれる?
今日がんばって待っとってくれたでこれあげるね』

とトミカを渡した。

こどもは理解したのかわからんが大喜びで
『トミカだあ!やったぁ!消防指揮車!!』
と大興奮やった。
『これから遅くなる日あるけど待っとってね。』
渡すときに念押しした。

次の日

『今日お迎え遅くなる?』
とこどもに聞かれたので
『今日は遅くならんよ』
と答えました。

『お迎え遅く来てよおおお!!!
がんばって待つよおおお!!!
ぼく、がんばるよおおおお!!!』

なんか怒られた。ナンデ?

『ちゃうやん。
がんばるってそうゆうことちゃうんよ、
なんならがんばらんでええんよ。
遅くなる日は先生たちと待っとってほしんよ。』

昨日のわたしの言い方が悪かったのか
「お迎え遅ければおもちゃがもらえる」と思ったらしい。
間違えではないが、なんかちゃうんよ。
終始がんばるから遅く来いと怒られごねられた。

いや、ちゃうんよ。

それからほぼ毎日遅く迎えに来いと
わけのわからん催促をされるようになった。

また母に状況を話したら笑っていた。
そして新たな案を提案された。

『普段ちょい遅いときはご褒美安いのにして
がっつり遅いときはおもちゃにするとかしたら?』

なるほど。採用。

そうよね、ご褒美=おもちゃって
わたし勝手に変換してトミカなんか
与えちゃったもんやからこんなことになったわけで。
やっちまってたよ、わたし。

というわけで、本日久しぶりにお迎え遅くなるんですが
本日のご褒美は、コンビニに売っていた
ドーナツにしました。138円。お手頃!

絶妙ちゃう?
普段ほとんど買わんし彼ドーナツ好きやし。

でも彼ならきっと明日から
『今日もドーナツある?』って言いそう。

それで渡しました。

彼をお迎えに行き
『ドーナツあるよ!』って言って見せたら
『え・・・(おもてたんとちゃう)』って顔された。

当然のことながらそれ以降
ドーナツを催促されることはなく。

今まで同様『今日おもちゃある?』


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