見出し画像

認証保育園、最高だった

今年三月まで約2年間、娘は認証保育園にお世話になっていました。
いわゆる認可外なのですが、我が家の生活スタイルにメチャクチャマッチしててとにかく最高すぎました。

認証保育園とは

施設面積や設備・定員数など国の基準ではカバーできない保護者のニーズを埋めるため、東京都独自の基準をクリアした保育施設。

ビルの2階以上のワンフロアや一室で運営、園庭が無いところが殆ど。
基本0歳から2歳まで(最もニーズがある0歳保育は必須)のため、娘も2歳児クラス終了で卒園となりました。居られるものなら就学まで居たかったなぁ…😭

申込・保育料の徴収を市区町が行う認可に対し、認証は施設と直契約・直支払い。

保育料の設定は世帯年収問わず施設が決めた年齢別価格なのですが…なんと認証なら!補助金が毎月出る!!!これが、ホントーにありがたかった!

運良く認証に入れたものの広い園庭やイベント盛り沢山の認可に憧れを捨てきれずにいた私でしたが、
認可保育料>認証保育料−補助金
の圧倒的な差を知った瞬間「認可に転園」の夢は蒸発しました。笑
※主に保育料無償化になる以前の話ですが、認証でも少しの期間制度の恩恵を賜りました。さらにさらに家計が助かり申し訳ないくらいでした…

イベントなし、飾り気なしでええやん

もちろんお金の面だけではなく、すぐにこの園ええやん…と思うようになりました。

家庭で用意する物少ない
まず最初に思ったのは、家庭で用意するものが少ないのがええやん…ってこと。
オムツ一枚一枚に名前を書くこともなく、指定グッズもお昼寝シーツも不要。
とても楽ちん。

園庭なくても大丈夫
なぜか園庭に異常なほどのこだわりがあったけど、雨天以外は必ず近隣の公園にお散歩に連れ出してくれた。過ごしやすい日には「え?そんな遠くまで?」というちょっとした遠足みたいな距離の公園にまで行ってくれて。

入園前は歩道が狭い道を娘の手を引き歩くのは寿命が縮む思いだったけど、おかげで車が来たら「壁にぴったんこ」するようになり、手の握り方も「(先生がするみたいに)ここを持って」と指示される。笑

地元の公園マップが娘の頭の中に出来上がり、都会の歩き方と遊び方を教えてもらった。

イベントなし飾り気なし
最初は入園式や遠足などのイベントは無いと聞いてガッカリしたし、見学の時から「保育の場所にしては飾り気ないなぁ…(もっとこう壁中に切り絵とか貼ってるイメージだった)とは思っていた。

でも肝心の保育の手厚さや知育の内容(ネイティブの先生常駐)はどれをとっても不満は無かったので、すぐにそういうモンと受け入れられた。

先生達と帰るタイミングが同じ
最初の頃は娘のドタバタお迎えに必死で気付かなかったけど、先生方が迎えの保護者とほぼ同じタイミングで帰宅されているのを見て驚き&諸々合点。

先生方の多くは他の園にお子さんを預けていて次は自分がお迎えに向かう。他の先生も何かの準備などで残業されている姿はほとんど見ることがなかった。

イベント無し、飾り気なしの理由はコレかと。いやほんと、それで良いし是非そうなさってください!!って感じ。前述の通り保育の内容は申し分ないので、それ以上のものは求めないっす。盛大な式典やイベントは無い分、年に1.2度の休日行事がどれだけ楽しくて嬉しかったか。

つまるところ認証が良い!っていうか、この園が良かったって話なんですが。

お迎えの時間が近づくとポロポロ保護者が集まり、数分後それぞれ我が子を連れて家路につく風景がなんというか都会の子育てって感じで好きでした。

卒園の日も結構あっさりしていて、こういうところも私にぴったりだったなと思ってます。

からの、幼稚園

色々考えた末、3歳からは幼稚園に。
保育から教育です。

手づくりと思われるファンシーな紙製手提げ袋入りの願書を渡された時点で「なるほどこれが幼稚園…」と察し。
(まさか保護者会役員が作ってたりして…いやまさか…と冷や汗タラリ)

説明会で「母親の手づくりこそが至高!行事は保護者と教員で作り上げていくものです!」と高らかに叫ぶ園長挨拶を聞き、やべーとこ来ちまったのかも?と怖気づき。

こちらから出すものもあちらから出てくるもの(内容重複しまくりお知らせなど)も爆増したのに、娘個人に関するものは激減。
入園式も無くいきなり始まった新学期、徹頭徹尾、保育園とは違うのだと思い知らされています。

びっちり書き込まれた連絡帳、書ききれなかった分を補う会話(これもたっぷり)、おしらせの掲出(重要事項以外は貼り出して一括アナウンス)、早着替えで颯爽と我が子のお迎えに向かう先生、程よく気の抜けたイベント、すべてが恋しい…。

幼稚園が良くない・合わないって訳ではないのですが、とにかく娘の通った認証保育園、本当に本当に最高でした…!
きっと娘が家庭以外に初めて属した場所というのもあると思いますが。
ずっとこの感謝は消えないと思います。

とはいえ、いつまでも比較していても前に進めないので、なんとかやっていくしかないかなと。実際通うのは娘だし。娘が楽しめますように。大好きな場所が増えることを願って。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?