『2019年ヒットソングTOP 100』のイントロ秒数を調べてみました
レコード大賞、『パプリカ』が獲りました。予想は外れましたが、とってもうれしい。今日の紅白歌合戦のパフォーマンスも楽しみです。2019年も終わりを迎えようとしていますが、昨年調査した
『2018年ヒットソングTOP 100』のイントロ秒数を調べてみました
の2019年版を発表します。CD売上枚数、ダウンロードやストリーミング、YouTubeの再生回数、ラジオでのオンエア数、CDのパソコンでの読取回数などのデータも集計し総合したランキング「2019年 ビルボード年間 JAPAN Charts」のTOP 100にランクインした曲のイントロ秒数を調査しました。
今年の1位は、この曲。
昨年に続き2年連続。YouTubeの再生回数が5億回越え。私は一人カラオケによく行くんですが、いつ行っても必ず「りれき」にこの曲が入ってるんですよね。今年、この曲以上のヒットが出なかったのは、少し「苦いLemon」な気もしますが、納得の結果です。
調査方法は1位の『Lemon』から100位までにランクインした曲のイントロ秒数を
「0秒」
「1~2秒」
「3~10秒」
「11~20秒」
「21~30秒」
「31~40秒」
「40秒以上」
の7パターンに分けて集計。
平成カラオケ人気曲のイントロ秒数を調べました で「20秒を超えるとイントロが長いと感じる」根拠(のようなもの)を発見したので、20秒を真ん中に、そういう感じにしてみました。
結果はこちらです!!
...円グラフだとよくわからない(笑)ちなみに昨年はこちら
100曲の平均秒数は13.4秒、2018年は14.8秒だったので、平均1.4秒減。
「0秒」と「1~2秒」の合計は昨年は14%でしたが、今年は28%と2倍に。TOP 10のうち6曲がイントロ「0秒」か「1~2秒」だったのは驚きました。
1位「Lemon」米津玄師(0秒)
4位「白日」King Gnu(0秒)
5位「馬と鹿」米津玄師(0秒)
6位「まちがいさがし」菅田将暉(0秒)
8位「今夜このまま」あいみょん(2秒)
9位「U.S.A」DA PUMP(0秒)
※カッコはイントロ秒数
ヒット曲を生み出す秘訣の一つとして「イントロは短い方が良い」ということが定説になっていくかもしれませんね。
イントロマエストロとして、曲のイントロが短くなっていくことは残念なことなのですが、逆に今年、イントロ「も」素晴らしいヒット曲がたくさんあったことも記しておきたいです。
Official髭男dism のヒットが、もう、まさに!でして。
どの曲もイントロを聴くだけで「名曲」だ!とワクワクしちゃうんですよね。今年のイントロ大賞を決めるとしたら、ぶっちぎりでヒゲダンです!
明日の紅白歌合戦での初パフォーマンスも、とっても楽しみです。
2020年は、サブスク(聴き放題)サービスで音楽を聴くことが当たり前になる元年だと思います。(やっと、、やっとそういう時代が来た!!)それは今以上に、曲の「イントロ」が大事になることを意味するんじゃないかなと。そういう意識を強く持ち、来年以降、イントロマエストロとしてできることを広げていこうと思います!(「イントロ大賞」とかやりたいな。)
わあわあいうとりますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。来年もよろしくお願いします~
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