MBTIを利用して自己の時間的連続性を検証してみる
MBTIの批判として
1. MBTIは性格タイプは変動しないと主張している
2. だが実際は5週間後には半分が別タイプに変動している
3. だから科学的根拠に乏しい
と言ったものがあります。批判の根拠となる論文は以下のものです。
個人的にはだからといってMBTIというものが全く使えないというわけではなく、例えば
『今この瞬間診断して出た結果は、現在の精神状態を正しく表している』
と言えると考えていますし、
『タイプごとの傾向を共有できていれば、誰かしらの人となりを解説する時や、自分自身の性格を説明する一助になる』
とも考えています。
ただ今回はこういう話がしたいわけではなく「MBTIの診断タイプが変動するし、現時点の性格は正しく反映できてるなら、自己の時間的連続性がどんぐらいあるのか調べるのに重宝しそうじゃね」という記事です。
自己、言い換えると意識・心とも言えますが、これを過去MBTIの診断をしたときと現在でどれぐらい差異があるのかで検証してみようということです。
まあ夜になったら気分が沈み、朝になったら快活な気持ちになるというのが人間なわけで、自己の連続性なんて吹けば飛ぶような薄っぺらい存在だと僕は思っていますが、周りからすれば『変わらない良さ』なんて言葉もある通り一貫しているからこそ感じる魅力も存在するわけで、一貫してたらそれはそれで嬉しいよねっていう。
調べたからと言ってなにかが変わったり、それを活かして生活を改善したりするわけじゃないんですが、『INTP型のブログ』というブログタイトルで3年ぐらい記事を書き連ねてきたわけですし、最初の記事ぐらいはMBTIに纏わる話でもやろうかなと思ったからこその企画なのです。
2017.11.25のMBTI診断結果
こちらが2017年11月25日の診断結果です。
MBTIはその性質上50%を境にタイプが変動してしまうので、例えば51%と49%では2%しか違いが無いのに内向・外向とはっきりとした区別をしてしまうのですが、僕に限って言えば大体80%ぐらいは寄っているようなので、かなり極端なINTPだったようですね。
ちなみにINTP-AなのでちょっとイキってるタイプのINTPなのが推測できます。しかし内向100%とかいう頭おかしい数字を叩き出しているので完全なる内弁慶、僕の場合は一人暮らしぼっちなのでネット弁慶だったのでしょう。ていうかネット弁慶だったからリアルじゃ回らない口をブログで延々回してたんだろうなと思います、はい。
（思い返すと当時は『ネットの中なんだから他人に臆して批判ができないなどもってのほか！』みたいな考えを持っていた気がしますし。なんて迷惑なやつなんだ…）
2018.09.24のMBTI診断結果
次がこちら。
全体的に中央に寄ったようで、思想が多少は柔らかくなった様子。特にT/F（論理型/道理型）の数字がマイルドになっていて、ほとんど差がない位置につけてます。
確かにこの頃にはニゲェとして活動を始めた当初に抱えていた「臆するな！戦え！」みたいな気持ちから「いや無駄に衝突しても心がすり減るだけでしょ、お互いに…。傷つけず、傷つけられずがいいよね基本」みたいになってたような気がします。っていうか今も割とそうです。
自己主張具合は変わってないようなのであいも変わらず少しイキり気味だったようですね、恥。
しかしデータ的には1年もすれば性格タイプは変動しそうなものですが、INTPっぽい性格のままだったようです。診断していない期間で変動してまた戻ってきたか、もしくは『INTP型のブログ』の看板をおろしたくないがゆえに診断をハックしてINTPに近づくように回答したのか……。
2年も前の話なので流石に覚えてないですね、ただ可能性としてはやりかねないなとも思うんですよね。T/Fがギリギリなのも実に怪しい。
自分を疑うのはこの辺にして、現代。2020/9/5時点での診断結果はどうだったのか最後に見ていきたいと思います。
2020.09.05のMBTI診断結果
（なんか見た目かわったんやね）
あいも変わらずINTP-Aでした。どうもイキリ陰キャです。
全体的な傾向を見るとやはりマイルドになってきているように見えます。A/T（自己主張型/慎重型）に至っては2%差ですからね。一応書いとくと狙ってませんよ、今さっき診断した一発目の結果です。
個人的にマイルドな傾向を見せてるのは嬉しくて、確かに世の中を変えるような天才は極端な数字を出しそうなイメージありますが、僕にはそんなスキルも能力もありませんので、それでいうと中央に数字がよって色々できる器用貧乏タイプの方が幸せに生きられそうだよなーと思うわけでして。（心のどこかでは未だ偉業を成し遂げられる天才になりたいという気持ちがあったりするのだけど）
というわけでタイトルに書いた『MBTIを利用して自己の時間的連続性を検証してみる』への回答を用意するとしたら『2017年11月25日から2020年9月5日までの自己はそこそこ連続性があるっぽい』てな感じになるでしょうか。
「だからなんなんだ、途中経過を見たらどうせ波のようにぐにゃぐにゃしてるだろ」と思わなくもないですが、検証に使えるデータ的にはそんな結論になりますね。
診断に使ったサイト：https://www.16personalities.com/ja
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