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【評判DB株式会社】評判を意識することで創れるいい会社とは?その想いや誕生秘話について教えていただきました。

はじめまして、フリー記者の松本と申します。

今回は評判DB株式会社の代表を務める高橋氏に評判DBの誕生秘話や事業内容についてインタビューして参りました。

「評判DBはどういった経緯で誕生したのか」
「どのようなサービス内容なのか」
「求職者と企業、それぞれどんなメリットあるのか」

ここで詳しく紐解いていきましょう。

評判DBの概要

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<会社概要>
社名:評判DB株式会社
代表:代表取締役社長 高橋信英
設立:2020年1月
資本金:30,000,000円
所在地:東京都千代田区六番町6-4 LH番町スクエア5F
事業概要:インターネットメディアの企画・開発・運営事業、人工知能(AI)の開発・研究
【サービス内容】
AI技術を駆使して「社会貢献度・従業員満足度・顧客満足度・安定性・成長性」を元に公平公正な企業の評価付けを行う評判サイトの運営、人材採用支援サービス

「評判DB」の誕生秘話

松本>早速ですが評判DBはどのようなきっかけで創られたのですか?

高橋>ん~、いい会社が増えたら日本はもっと元気になるんだろうな~と何となく思ったんですよね。

松本>いい会社ですか?

高橋>いい会社です。評判のいい会社。
例えばどっちを向いて経営をするかということなんですが、「株主ばかりに気をとられて顧客のことを考えない会社」とか、「顧客第一といって従業員にはサービス残業させている」とかいろいろあります。

松本>確かに法人とはよく言ったもので、会社にも人格というか性格はありますよね。

高橋>そうなんです。企業の口コミやニュース、評判を集めてみると、当たり前ですがみんなそれぞれ違うんですよ。それが時代や経営陣の顔ぶれにより変化していく・・・。

松本>なるほど。では高橋社長が思う「いい会社」とはどんな会社だと思いますか?

高橋>そうですね、20年前まではとにかく儲かっていればいいという風潮がありましたが、今は地域社会や環境に配慮、貢献しながら、従業員に働きやすい環境をつくり、品質の良い製品やサービスをつくり続ける会社がいい会社だと思います。

松本>株主や利益についてはいかがですか?

高橋>会社ですから企業価値を高めるためることや利益を出すことは当たり前のことです。

松本>利益を出したうえで社会貢献が重要だと・・・?

高橋>CSR、SDGs、ESGと言葉は変わっていきますが利益の配分として株主や従業員、顧客だけでなく地域社会や環境、或いは未来への発展にも振り分けられているかということが重要ではないでしょうか。

松本>自分たちを守るために内部に貯めこんでいるだけではよくないと・・・。

高橋>ええ、社会貢献、従業員満足、顧客満足、安定性、成長性という視点でバランスのいい会社が「いい会社」だと思います。

評判DBで注目したい「社会貢献」とは?

松本>評判DBでは「社会貢献、従業員満足、顧客満足、安定性、成長性」の指標を元に企業の評価付けを行っているとのことですが、はじめが社会貢献なんですね。

高橋>はい、まず社会貢献で次に従業員満足です。そして、顧客や取引先の評判があって、安定性と成長性の順番にしました。
どっちを向いて経営するかという話に戻りますが私は最後には地域社会に貢献する会社に生き残ってほしいですね。

松本>社会貢献って一部の大企業のイメージがありますが、中小企業はどのように貢献したらいいですか?

高橋>何億円寄付!とか大きな施設を建てるとか、そういうことではなく「社員たちでゴミ拾いした」とか「定年の従業員をパートで再雇用する制度にした」とかそういう小さなことでいいと思います。

松本>でも、ゴミ拾いをしましたということを公式HPのお知らせ欄に書いてもかっこ悪いし、プレス発表するほどのことでもないですよね?

高橋>その通りです。そういう小さなことをちゃんと伝える場所があってもいいかなと思って評判DBサイトの各企業ページに投稿できる仕組みを用意しております。
インターネットは匿名での投稿が主流ですので、総じてネガティブなコメントが増える傾向にあるんです。
働き方改革でいろいろな制度を改善しても誰もネットには書き込んでくれません。

松本>確かに会社の評判サイトって悪口ばかりですよね。主なところはライトハウス、オープンワーク、転職会議、キャリコネといったところでしょうか?

高橋>はい、あとは2ちゃんねるとか5ちゃんねるですね。匿名で誰でも書き込める点では同じ仕組みです。
人は喜びより不平不満の方が投稿の動機になりますから、辞めた従業員や不満のある社員が匿名をいいことにいろいろ書くことは仕方ないと思います。
でも、よく見たら10年前の口コミだったりと現実や事実と相違していることがあると思います。
それを就職活動している方が見たらこんな会社で働きたくない!と誤解しますよ。

松本>従業員という一方的な目線からの口コミですからどうしても偏りますよね?

高橋>評判サイトというのは、従業員だけでなく、顧客目線、取引先目線、株主目線、地域社会目線、そして経営陣の目線といろいろな評価があるべきだと思います。
そしていいことも悪いこともいろいろあった方がいい・・・。

松本>評判DBサイトを見に来る方は求職者を想定されてますか?

高橋>求職者や就活の学生はもちろんですが、一般の顧客や個人投資家、取引企業の担当者など幅広くご覧いただければと思ってます。

松本>求職者には評判で会社を選んでほしいということですか?

高橋>一昔前は就職先の選定基準は知名度、規模、待遇などだったと思いますが今後は評判も選定基準のひとつになると思います。
会社に人格とか性格があるとしたら、それは中小企業の方がわかりやすいはずです。
知名度も規模も給与も文句なしだけど地域社会から嫌われているとか、オーナー社長がやりたい放題やっている会社って入社してから後悔しますよね。

松本>確かに、すごく儲かっていて給与も高いけどブラックとかありますよね。

高橋>そういう会社の評判が明るみに出てしまうと求職者にも就活生にも個人投資家にも支持されないですよね?
評判DBが有名なサイトになれば経営陣が評価や口コミを意識するようになると思います。

松本>社会貢献や従業員の福利厚生、顧客の満足を意識した経営になればいい会社が増えるということですね?

高橋>はい、就職したけど求人広告の内容とぜんぜん違ってたという早期離職率にも影響すると思います。

松本>広告には良いことしか書かれない。口コミサイトには悪口が多い・・・偏らないためにはいろいろな情報を見ないとならないですね。それも日付を注意しながら・・・。

高橋>評判DBは一年以内のニュース、口コミなどをランダムに収集します。収集した情報を企業ごとに仕分けして、AIが評価する仕組みです。

AI技術を活用した公正公平な評価システム

松本>人工知能がニュースや口コミを評価ですか?どんな仕組みですか?

高橋>ええ、感情分析の人工知能です。その文字を読み込んでポジティブ、ニュートラル、ネガティブを20段階で判定します。

松本>人間の感覚と同じようになるのですか?

高橋>まったく人間と同じ判定をするということではないですね。人間も10人集まれば感覚も意見も異なりますがAIも判定はぶれます。
ただ、AIも常に学習しますので徐々に人間の感覚に近くなってくると思います。

松本>でも、いろいろな口コミやニュースを集めて判定してくれるのは助かりますね。

高橋>課題としては、同名他社のニュースや口コミの仕分けです。まったく同じ名前が全国に10社あるとして、どの会社のニュースや口コミなのか仕分けを間違うことが多いです。

松本>大手企業ならともかく中小企業で同名だと確かにどの企業の口コミなのか特定するのは難しそうですね。

高橋>はい、同名他社のネガティブな口コミによる「もらい事故」もあり得ます。AIがもっと進化すればそんな勘違いもなくなると思います。

松本>今後に期待ですね。

評判DB求人の特徴とメリット

松本>ところで、これだけの大掛かりなサイトを運営するのにかなりのコストがかかると思いますがキャッシュポイントは何ですか?

高橋>評判も考慮して会社を選んでほしいという思いもありますので、一つは求人のマッチングです。
求人広告の情報って「必要最低限の条件」と「誘い文句のキャッチコピー」が主ですがどこも同じように感じられます。
でも、本当に知りたいことって当たり前の条件やコピーではないですよね?

松本>企業の人格、性格ですか?

高橋>はい、例えば先ほどのゴミ拾いをしたとかこんなイベントをやったとか、その企業から発信される細かい情報も知りたいはずです。
あとは、求人に応募する前にちょっと確認したいことがあるというケースもあると思います。
そういう時の為に、チャット機能を設けました。

松本>男女のマッチングアプリでも、会う前にチャットとかしますもんね。

高橋>ええ、求人応募だとこちらの個人情報を提示しなければならないですよね。でも、その前にちょっとだけ聞いておきたいことを匿名でチャットできるなら便利かなと思ってそういう機能を用意しました。

松本>それは親切ですね。でも、個別のやり取りだと同じ質問がたくさん来ることもありますよね?

高橋>同じポイントの質問が多かったら、みんなが気にするところだと思いますので求人情報に追記すればいいんですよ。
人事が思っていた訴求ポイントと求職者が必要としている情報がズレているということですから。

松本>なるほど。採用マーケティングの考え方ですね。
その他、何か評判DB求人に特徴はありますか?

高橋>求職者側のメリットはチャットでチョット以外に入社祝い金があります。評判DB求人から応募すると入社した際に最低1万円最大10万円の祝い金が贈呈されます。
企業側のメリットは求人広告料金が成果報酬ということです。また広告料金や入社祝い金の負担額を自分で設定できるところです。
例えば、3種の求人を作成・出稿したとして、広告料金と入社祝い金の合計を事務職は20万円、営業職は30万円、管理職は40万円と設定したとします。応募が来て、面接し、内定を出した時点でも費用はかかりません。入社してはじめて広告料金と入社祝い金の請求があります。

松本>はぁ~、それは企業側も安心ですね。

高橋>はい、職種や地域により費用感はバラバラだと思いますし、採用コストが安く済みその分研修時間やコストなどに振り分けられたら早期離職の防止にも繋がりますし理想的ですね。

松本>人材紹介とかで100万円の採用コストがかかった場合などは、とにかく即戦力という意識になって無理をさせますからね・・・。

高橋>いい会社とのマッチングはもちろんのこと、中小企業の採用コストを半分にして早期離職率ゼロを目指すと日本全体としてはちょっとは生産性もあがりますよね。

松本>なるほど。日本全国の中小企業のみなさんが評判を意識した経営を行って、いい人材を獲得し「いい会社」が増えるといいですね。

高橋>はい、すばらしい協力者の方々に助けられながら今日まで頑張ってきましたが、目標まではまだまだ一合目です。これからもがんばります。

AI技術を活用した日本最大級の「企業の評判評価プラットフォーム」評判DB【インタビュー記事】まとめ

今回は、株式会社評判DB代表取締役の高橋氏に「評判DB」を創り上げた想いやサービス内容・特徴についてお伺いしました。

すでに辞めた従業員や不満のある社員の声が載った古い情報ばかりの評判サイトが多い中、1年以内の新しい情報のみで構成されAI感情分析を用いた公正公平な“本当の企業の評価“が知れる評判DBは「求職者側」だけでなく、採用ミスマッチを防ぎ自由自在に自社アピールできる「企業側」、その双方にメリットとなる仕組みが散りばめられているサービスであった。

更なる評判DBの活躍に、今後も注目していきたい。



記者:松本/プロフィール紹介

【名前】松本 まさる
【職業】フリー記者として新興企業や企業経営者を取材。その他、いくつかのベンチャー企業へ出資及びコンサルティングを行う。
【血液型】O型
【趣味】ドライブ、ゴルフ
【座右の銘】人生万事塞翁が馬
【オススメの本】正負の法則 一瞬で人生の答えが見つかる/ドクター・ジョン・F・ディマティーニ (著)

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