ブログ始めます。

色んなパンやお菓子を作ったり、色んな人と関わって色んな事を学んだり、就活したり、本を読んだり、人生について考えたり。大学生活3年目が終わろうとしている私はそんな混沌とした今を生きています。

頭の中では常に思考が繰り広げられています。特に哲学的な事が多いです。正直そんな事はあんまり考えたくないです。時間の無駄なので。

でも、知識とか、レシピとか、本を読んだ時の感情とか、噛み砕いて咀嚼して、心に落とし込むのっ時間かかるし、それを心や脳に取り留めておくのは難しいよね。

紙で書くのは面倒で、インスタで投稿するには飾りけが無くて、フェイスブックに投稿するには、フォロワーのおっさん達にちょっと気が引けちゃう。まぁ自分のSNSで発信するには勇気が無いだけですね。

そこで、noteならレシピも写真も思考も書けるし、割とおしゃれだし、これだと思って、今書いています。

2020/1/19(日)

○今日の出来事(レンコン新年会、ルヴァン種継)

・レンコン新年会

今日はレンコンの手伝いして、レンコンの新年会でした。ノブコさんの手料理の数々に舌を巻きました。何より丹精込めて作ってるから、おいしい。心に刺さります。

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メニューとしては、お寿司。ゴボウのお浸し。サラダ(レタス、コーン缶、ツナ缶+自家製ゆずポン酢)。トマトのオニオンソース載せ。豚と卵の煮込み。セロリの酢漬け。レンコン、椎茸、人参、里芋の煮物。豚汁(白菜、豚、大根)。治一郎のプリン。俺が作ったパウンドケーキ(りんごのコンポート、ラム酒コーティング)。

今思うとこんなにあったんだな。本当にどれも愛情たっぷりで美味しい。

レンコン掘りのバイト?なにそれ?ってよく言われます。朝5時から、田んぼの中で泥に埋もれたレンコンをホースの圧力で掘るのが仕事。

お爺ちゃんはちょっと痴呆が入ってるけど仕事大好き人間で、息子の吉弘さんはそのおじいちゃんとめっちゃ喧嘩する。その面倒を見るノブコさんは女将って感じ。バイトにもお客さんにもお世話を焼く。いつもお世話になっている。今日も企画したのはノブコさん。振舞うのが好きなんだね。お孫さんにも好かれてるらしい。そりゃそうだ。

息子さん達も来てて、みんなピュアでいい子達だ。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。の新年会って言うのもあって、正月実家に帰ってきたときの暖かさを感じた。夜ちよつと寂しくなって映画見たからね。(ドラゴンボール:ブロリー)ほんとはリトルフォレスト見る予定だったんだけど。

後、シフォンケーキめっちゃ褒めてくれたのが嬉しすぎた。お爺ちゃんもお店のかと思ったわ!って言うてくれたし、吉弘さんもおいしいおいしいって食ってくれて、息子さんも凄い!って言うてくれた。前作った方が美味しかったんだけど、美味しく食べてくれて嬉しい限りですね。1つ言うと、切りかたが大事なのでは思った。少し分厚かったから、ちょっとくどくなっちゃう。薄めに切って空気とパウンドケーキの濃厚な味わいを楽しむ。その方が美味しく食べれるのかな。後は乳化ミスって膨らみが悪かったこと。りんごのコンポートの味が薄かった事も原因であるかも。

またパウンドケーキのレシピは書きます。

・ルヴァン種つぎ

今日は酵母「ルヴァン」を種つぎしています。

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昨日パン作ってみて、発酵力がだいぶ弱かったので、安定した発酵力を育てる為に種つぎを続けようと言うことです。これが混ぜた直後の種。この後ブクブクなるはずです。それともう一つ。

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中種?のようなものを作ってみました。種つぎの時って捨てる粉が沢山出るんだけど、それを捨てるのもったいないなと思って、でもパン作るには発酵力が弱いな。じゃあ中種作って発酵力強くしてそのままパン作ろう。と言うのがこの意図。

室温20度の場所で半日から1日かけて育てようと思っている。


○最近読んでいる本

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最近私はこの本を読んでいる。タルマーリとブラウンズフィールドの関係が書かれていると知り、この本を買った。

この本で印象的だったのは、タルマーリの格さんの言葉「田舎はゆるくないし、のんびりする場所でもない。」まさにその通りだと思う。島出身だからすごくわかる。島は時間流れがゆっくりだけど、のんびりてたら島から出れない臆病者になるし、田舎っぽいカフェ出せば観光客来るでしょって事もない。適当なものはすぐに愛想尽かされる。本気のもの。価値のあるものしか島人は、田舎ものはお金を払わない。だって食料なら家にあるから。

タルマーリのパンはなんだこれ!とはなったけど、好みのパンではないなと感じた。タルマーリがここまで有名になれたのは、妥協なき挑戦と努力をしてきたからだろな。後は生き方を真剣に考えて、行動に移したから。それを評価する人が周りにいたからだ。

パンって凄い。料理も野菜だって農家の熱量、料理人の熱量が伝えれる媒体なんだけど、特にパンにはその色を強く感じる。なぜか。パンは日常的に食べるし、場所を選ばず食べれるという食べやすさ。あと、職人が手作業で粉と水から作り上げ、それを酵母菌が大きくして、焼かれて香ばしいパンが出来る。それを想像するだけでワクワクするよね。想像力は人間が人間である条件という人もいるぐらいだから、それを手に取るだけで感じさせるパンは偉大だ。

そんなパンの中にはなにが入っている。それはもちろん職人の愛。それと、どんな世界を作りたくて、今パンを焼いているのか。そのパンを通して何を伝えたいのか、その強い思いがパン職人を動かしているように思える。

パン職人には哲学的な人が多いというが、長い時間をかけ、様々な工程を経てパンが出来上がるのは、まさに哲学のようなものだと思う。芸術だと思う。これを好きでやるくらいだから哲学的な人が多いのだろうか。

もっともっと書きたいけど眠いので寝ます。

ノブコさんちの花を添えて。

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