就活のリアル:男女差別はもはや時代遅れ
インターンバンクを運営しているwedo合同会社 代表の都丸哲弘です。弊社インターン生と今年の5月から新事業としてインターンバンクを立ち上げました。
私はこのNOTEにてインターンバンクとして果たすべき役割を模索しながら、採用する側(立場)から見た、就活、就職における今あるべき姿を、記事引用の形でお話しできればと思っています。
今求められる理想のビジネスシーンを目指して
私は1999年に大学を卒業し、社会に出て23年が経過。サラリーマンとして15年勤め、経営者として8年目を迎えました。
「部長と同じタバコを吸え」「上司の飲みの誘いは絶対に断るな」「そんな仕事、女性にやらせろ」と耳を疑いたくなるような会話を、当時の先輩から聞いてきました。
当時からその都度、そういうくだらない、時代錯誤な考え方に辟易しており、いつか自分の作ったときには、フラットで楽しい組織をと願ってたのを覚えています。
営業=男性、事務職=女性というイメージ
「世界中どこにでも営業に行けます! と強気で答えたら受かりました」。営業職に内定した女子学生からうれしい報告をもらった
2020/7/21の日本経済新聞 夕刊。コロナ渦における、女性の営業職についての記事から引用しています。
営業=男性
事務職=女性
こういう認識がいまだ日本のビジネスシーンには根強くあるようにも思います。適性という観点で言えば、なまじ全て否定されるべきではないでしょう。これまで私もみていて、コツコツと正確にやる仕事は、基本的に女性に適性があるかといえば、YESと思うからです。
このコロナ禍によってウェブでの営業が増え、外勤内勤の壁はなくなりつつあると感じる。営業は外勤だから体育会系で体力勝負という考え方や、外に出て「靴を履きつぶすくらい客先を回ってこい」というような営業スタイルはもはや過去の遺物ではないか。
ただ、記事にもあるように、全てにおいてそうかというと、?です。飛び込み営業のような古来の手法は古び、オンラインを活用した動きも目立ってきている。体力が基本と言われた営業活動はもう時代錯誤だと思えることも理由でしょう。
営業3年やらないとダメ、は本当か
営業を経験しないと管理職登用はできないという会社が今も多い。一方で株主総会では女性役員がいるかどうかを株主から問われる時代だ。管理職から役員へ。キャリアのステップのためにも、まずは採用のところから女性の職種を柔軟に考えることが必要ではないだろうか
昔から、ビジネスシーンにはこういった若者を縛り付ける古びた慣習が多いんですね。個人的には営業3年は必須とは思わない。大切なのは仕事の楽しさ、厳しさ、面白さ、などを顧客との設定を通じて学ぶこと、なんです。
もっと雇用される側のフィット感、適性などを重視すべき時代です。女性だから、男性だから、●●はダメ、なんていう根拠ないレッテル貼っても意味がない。ネガティブになるだけです。
コロナの拡大により、働き方、会社の在り方が見直されるにつれて、過去の慣習を根本的に見直さないと、若いパワーを享受できない社会になるのではと危惧しています。
就職=憧れ、にしたい
いつの時代もこれからの世の中を形成する若い人たちの考え方に着目すべきです。私も今回、社内のインターン生、学生たちと会話をする中で、就職に対するネガティブさを痛感しております。
是非とも、インターンバンクの活動を通じて、就職というもの自体が、もっとワクワクする、若者の良さを生かせる対象にしたいと思っています。
そのためにも変わるべきは、学生の仕事に対するスタンスだけではなく、会社なり、人事なり、社会人でもあると思っています。
その辺りの考えを、今後も記事を引用する形で突き詰めたいと思っています。
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