北欧系インテリアデザイナーMorrisを提案する
インテリアデザイナーのまついです。
このnoteでは、主にメンバーシップに、有料メルマガを投稿していこうと思っています。
前アカウントはビジネスや思想中心の投稿でしたが、こちらはデザインやコーディネート業務の方を詳しく書いていきたいと思っています。
最近流行しているMorrisは、北欧なのか?
最近大流行しているMorris。
インスタで見かけない日はありませんね。
多くのインフルエンサーもMorrisをDIYする様子をアップしています。
一瞬違和感を感じたのは、私だけでしょうか?
そもそもMorrisって北欧??
そもそもMorrisとは・・・?
そもそも、Morrisとはイギリス人デザイナーの「ウィリアム・モリス」によってデザインされた、曲線主体の植物や動物を豊かにデザインした有機的デザインです。
産業革命により工場で大量生産できるようになったものに反して、手工業の良さを伝え、生活に芸術を加える活動をしていきます。モダンデザインの父ともいわれています。
モダンデザインの父・・・という意味では、北欧に通ずるのかな??
Morrisがなぜ北欧インテリアにマッチしないのか?
無機質なアッシュカラーやインダストリアルインテリアが流行だった最近のインテリア空間に、また流行を加えるかのように壁一面にMorrisを張る・・・
インテリアデザイナー的には、インフルエンサーらしいな・・と思いました^^でも、その空間を俯瞰してみてほしいんです。なんか変だな?とか、流行の詰め込み弁当になってることとか(笑)
無機質な空間は、無彩色でコーディネートして、原色のアクセントや久住カラーでトーンを合わせたアクセントにし、シンプルでクールなアートを装飾するからかっこよく引き締まるのですよね。
インテリアデザイナーMorrisの使い方
ただ、北欧インテリアには、「くすみカラー」がよく使われます。これは居心地の良い空間をゴールとする北欧インテリアの伝統的なカラーコーディネートです。
Morrisの中でも、くすみカラーの模様でシンプルな柄であれば北欧インテリアに馴染むのではないかと思います。
このあたりが馴染むと思うので、参考にしてください^^
実際デザイナーのコーディネート事例は?
昨年、北欧インテリアにリフォームしたお客様を担当させていただきまして、なぜかMorrisを取り入れたいとおっしゃっていました。
マナトレーディングスへ向かい、イチゴ泥棒などのサンプルをもらって検討していたのですが・・・
結局、ボラス(北欧生地ブランド)のカーテンになりました!
↓
*実際納品したアイテムとは異なります
北欧らしい生地を選んでくださって、ほっとした私です^^
流行に振り回されないで!
流行に敏感なみなさんに、ぜひ心がけてほしいのは
「流行にふりまわされない」ということ。
最新流行アイテムをいち早く取り入れ、アクセス数を増やそうとする努力は素晴らしいのですが、そこから一歩進んでみてほしいのです。
これがプロからのアドバイス^^
ぜひ参考にしてみてください。
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