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【読書】最高のコーチは教えない

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近鉄からヤクルト行ってメジャーでもある程度成績残したcのコーチング論。本人が頭が良いというか考え方が論理的なので、グッときたらパッと打つ的な指導ではなく、ちゃんと理論的に始動しようとするのだが、結局は教えてもダメで、本人が気付き納得するようなきっかけを作るにはどうすれば良いのか…ということを常に追い求めている感じの本。

このコーチング論のために大学まで行って学んでいるのだから大したものである。

結果だけをあれこれ言ってくるコーチは最低
自分の成功体験を押し付けるのも最低
教えるではなく考えさせるのが良し
納得して取り組んだら成果が変わる
ミスの指摘は自尊心を傷つけるだけ
コミュニケーションのミスからモチベーションを下げる
お前どうしたいと聞いて、相手が返事したらやればいいじゃん
選手が自ら主体的に動こうと思わせる指摘
コーチの最大の失敗は自分の発した言葉で相手が混乱すること
組織として求める能力よりも個人の能力を高める方が良い
簡単で小さな課題を設定し小さな成功を積み上げていく
コーチは課題の設定の仕方を教えて本人が自分で設定できようにする
自分の課題や進む道を自己決定できるようになろう。
取り返しのつく失敗をたくさんして、どうしたら修正できるかを自分で考えよう
好奇心があるから向上心も出てくる
観察する→質問する→代行(選手に成り代わって考える)する
答えを教えてしまうコーチは最低
同じ仕事をしているのに成長する人成果を出す人とそうでない人の違い
自分で考え自分で工夫する能力のない人は成長しない
自分の動きを言葉で表現する習慣
なるほどそういう方法もあるのかと納得させるのも有効
コーチの仕事はほとんどコミュニケーション
何をするかを指導するのではなく、気付かせるのがコーチ
この分野だけはめっぽう強いという特徴を身につける
何をしたいか、何をすべきか、どのようになりたいかを具体化する。文字にする。
とにかく睡眠

とてもいい本でした。

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