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【映画】コンテイジョン


今回コロナの問題が出てきた中で、3つのウィルス関連の映画を見た

・FLU 運命の36時間
・アウトブレイク
・コンテイジョン

全てとても面白かったし、このようなウィルス禍における、国や人や家族仲間、医者…などの動きなどがリアルに描かれていているので、ぜひ皆さんも見ておいて損はないと思う。
どれが一番オススメか…と聞かれたら、答えに迷う(それくらいみんな面白い)のだが、一番最後に見た、コンティジョンが、今のコロナ禍の状況に近い気がする。

感染を防ぐにはまずマスク、そしてむやみに目や鼻や口を触らない、誰が触れたかわからないようモノには触らない、徹底的に消毒…というような事が当たり前のように医者や科学者から語られる。そう考えると、コロナ対策は今日本がやっている事でしか防げないわけだ。

この映画はコロナとは違って致死率が高い設定なので、ストーリーも緊迫感があり、コロナよりも殺傷力や感染力が強いウィルスが来たらこんな感じになるのか…と言う気持ちにもなる。

さらに、この状況でマスコミを使って国民をミスリードし自分が利益を得ようとする似非ジャーナリストとか評論家が出てくるようなところも描かれていて、真実味があるのも面白い原因なのだろう。

結局この映画のウィルスはある美人の女医さんが体を張ってワクチンの人体実験を自らがやり開発の期間を短くすることで解決の方法に向かうのだが、そのワクチンが出来るまでのデマによる暴動や奪い合いなどは多分切羽詰まったら人間はこうなるのだろうと思わせる。日本は倫理観が高いのではなく「めだか社会」だから暴動は起こらず、弱い市民は淡々と殺されて行くのだが…。

この映画、ウィルス発生の2日目から始まってワクチンが出来るまでを日にちを追っていく感じで進むのだが、全てが終わってウィルスが発生した1日目の映像が出てくる。これは多分現在起こっているウィルス関係の発端はこうなんだろう…と思わせるインパクトがある。

そしてオマケで、主人公のマッドデーモンの奥さんが昔の恋人と浮気することで感染が拡大し、本人(奥さん)も最愛の子供もそのウィルスで死んでしまう…という設定は必要だったかが迷うところである(笑)

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