9/26(木)開催「カスタマーセントリック思考による事業戦略デザインの実践」セミナーレポート

こんにちは。
インテグレート広報の関根です。

弊社4Fにはセミナースペースがあり、お客さま向けに不定期にセミナーを開催しています。
今回は、9/26(木)に開催した「カスタマーセントリック思考による事業戦略デザインの実践」というテーマのセミナーの模様をお伝えします。

今回のセミナーでは
・カスタマーセントリック（顧客中心主義）な思考で、どのような価値を市場・顧客に自社の商品又はサービスを通じて提供できるのかを整理し、その上で事業戦略を策定することの重要性
・プロダクトそのものを生み出し流通にのせていくオペレーション活動と、
プロダクトの持つ価値を世にうち出すためのコミュニケーション活動が連動した俯瞰的かつ横断的な取り組みが重要であること
を中心とし、業務改善レベルではない事業変革につながる取り組みをどう実践していけばいいのか、実際の事例を交えながらお話いたしました。

〇第一部　「事業を成功に導くマーケティング」

第一部では弊社の執行役員である三宅から、
事業を成功に導くマーケティングについてお話いたしました。
「事業とはなにか」という根本的な問いかけから始まり、
事業を成功させるためには
「その事業が目指す課題解決・願望実現は生活者にとって重要であるか？」×「課題解決・願望実現に対する事業の提供物（商品やサービス）は、生活者はその解決をするのに最適であるか？」という２つの点が担保されていることが重要であると述べました。

〇第二部　「インテグレート流「マーケティング起点の事業戦略」

続いて第二部では、戦略コンサルティング部の金子が
事業戦略とマーケティングの連動の必要性について解説しました。
マーケティング部門・機能は事業戦略策定の上で重要な位置づけであり、
顧客起点（マーケティング視点）で、時には事業価値を再定義し事業を再編することの必要性を述べ、
事業戦略は事業オペレーション・コミュニケーションと連動してこそ顧客価値につながると説きました。

実際に弊社でご支援させていただいた事例のご紹介に入ると、多くの方がメモを取っているのが印象的でした。質疑応答では、事業戦略に関わっている方からお悩みの声が上がるなど、ご参加いただいた方の多くが課題意識を抱えているのを実感いたしました。