<イベント>『食品開発展2024』記念セミナーレポート
皆さま、こんにちは!インテグレート広報の平林です。
今日は、10/23(水)に開催された「食品開発展2024」の記念セミナーで、代表の藤田が登壇した模様をお届けします。
セミナーテーマは、『世界の長寿地域「ブルーゾーン」から学ぶこれからの食の設計とマーケティング』。
セミナーでは、コロナ禍を経て変化した生活者のインサイトに着目し、今後のマーケティングのあり方についてお話ししました。
近年のトレンドとして、肉体的、精神的、そして社会的に満たされた“生き方”、Well-being(ウェルビーイング)が注目されています。
これまで、健康のゴールは「病気ではない状態」を維持することに重点が置かれてきました。しかし、現在は人が心身ともに充実し、さらに社会的立場を含め良好であることが、ヘルスケア市場を考えるためにも必要な要素ではないでしょうか。
ウェルビーイングの概念を基に、機能性表示食品や健康訴求食品の現状を踏まえながら、これからの健康価値をマーケティングでどう捉えるべきかを解説しました。
そして、今回のテーマである長寿地域として注目される「ブルーゾーン」で見られる食事の研究結果を通じて、長寿・健康維持において栄養成分だけでなく、食事スタイルや生活習慣全体に目を向けることの重要性が強調されました。
さらに、人生100年時代の中で、ウェルビーイングとPoA(Pace of Aging)における関係性や、食の役割についても触れ、健康的な長寿社会に向けた新たなアプローチを提案しました。
本セミナーには多くの方々にご参加いただき、食品業界の課題や取り組みに対する関心の高さを実感しました。また、セミナー後には積極的な意見交換も行われ、有意義な場となりました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
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