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好きなことで生きていく2

 「自分の好きなことして生きていきたいな~。」ってずっと思っていて、それが夢だったのだけど、多分それが今、叶っている状態ですごくありがたい限りなんですよ。

 でも、よく考えてみたら、私ずっと「好きなこと」を仕事にしてた。絵画の仕入れや販売する会社で働いたり、チャイニーズスクールで中高生相手に日本語教えたり、大学で非常勤講師したり、大学院で研究したり…。その都度夢見て、こうなったらいいなって思った通りに進んできた。

 その「純度」をこの数年でぎゅっと高めた感覚です。

 あと、嫌なことを自分のために辞めた。満員電車すごく嫌だったから「仕方ない」って思わずに、それをしなくていい生活に舵を切ってみた。やろうと思えば、できる。それは無理でしょと思ってることこそ、辞めると楽になる。笑

 (書いてて思ったけど、「好きなことやる」って覚悟決めたときより、「嫌なこと辞める」って実際辞めたときの方が夢が叶えられた感じがしたかも。)

 結局私は子供のころから「何かを作り出す人」でありたかったし、それが当たり前だったから、今の状態がとても自然だなあと思えて幸せです。

 もちろん、毎日お金の心配はしてるし、不安もあるし、困ったらどうしようって気持ちもあるけど、でも自分で選んだ道を選べるってすごく素敵。

 好きで好きでたまらないこと。が見つからない!っていう人もいると思うんだけど、いきなり好き純度100%じゃなくてもいいんじゃないかなと思うよ。すでにちょっと居心地がいいと思っているから今の場所にいるわけだし。

 あと、好きなことのために一番効率のいい仕事を探すっていうのもいいなと思ったョ。

 私はお能と笛がすごく好きだけど、それで食べていくために頭使ったり、神経すり減らすのはまだ今は違うと思ってる。いつかプロとして舞台に立てたら素敵だけど、今のバランスとしては自分にできるジュエリーづくりで、お稽古をなるべくたくさん受けられるように、安定した暮らしを作る方が先かなと思ってる。そうじゃないと疲弊して、あまりの世界の奥深さとハードルの高さに心が折れてる。

 このへんの見極めは難しいところだけど、自分が無理なく頑張れる、続けられる方法でやるのが一番いい。めちゃくちゃ思い詰めて情熱のまま突っ走ったときもあったけど、それってその支えとなってる気持ちが燃え尽きると、ぱったりできなくなったりする。

 「好き」という気持ちを大事に、自分が何を表現したいのか、どうしてそれをやりたいと「感じた」のかっていう言語化できないような「核」を見失わずに続けるのが一番いいなと思ってる。

 だから、別に120%の好きでも、60%の好きでも、その方向に歩いていくのが人生を楽しむ道なのかなって思ったよ。

 「好き」がかなえられなくて、その気持ちを失ったり、忘れちゃったりすることが一番残念。もちろん、「ここまでやったらもういいや!」っていう段階ももちろんあると思う。

 「好き」の純度を上げながら、もっと素敵で自分がわくわくできる世界を見たいじゃない。

insula





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